文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
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ペンタックスは、一眼レフカメラのパイオニア。その最大の特長は、撮影シーンに合わせて自由にレンズが選べること! 写真提供:フリー画像素材EyesPic |
HOYAとペンタックスの経営統合に暗雲?! HOYAのTOB提案を巡り、ペンタックスでは内部抗争が激化していますが、そもそも合併話はなぜもち上がった? 経営統合の「裏側」を探ると、意外な事情が……
【CONTENTS】
■1ページ…… 渦中のペンタックスで「お家騒動」勃発! 「友好的TOB」は実現できる?
■2ページ……
合併話はなぜ、もち上がった? 「お家騒動」の裏の意外な事情とは?経営統合を巡り、ペンタックスに「お家騒動」が勃発!
光学ガラスの最大手・HOYAは4月23日の取締役会で、カメラ大手・ペンタックスの賛同を条件に、6月以降のTOB(※)に向け動き出すことを決議! 日興コーディアルグループに対するTOBに成功したシティグループを見習って?友好的な経営統合を目指す方針です。
※ 株式公開買付。株式の購入希望者が株数や価格などを公表し、株式市場を通さずに不特定多数の株主から買い取る方式。証券取引法の定めに基づき、上場会社がM&A(合併・買収)を行う場合などに利用される。一方のペンタックスでは、「統合反対派」の新社長らが、6月の株主総会に諮る取締役選任議案で、「統合推進派」の前社長などを取締役から外そうと画策。これに対し、「推進派」の筆頭株主=資産運用会社スパークス・グループは、株主提案で対抗! 「推進派」の取締役再任を求める一方で、新経営陣の中心である「反対派」の再任は認めない方針を明らかにしましたが、「反対派」はこれを拒否!
■統合推進派:旧経営陣+筆頭株主vs.統合反対派:新経営陣
という構図の「お家騒動」は、今後どうなる?
合併はご破算! 一方、「友好的TOB」は実現できる?
振り返れば昨年12月、HOYAとペンタックスは、HOYAを存続会社として今年10月に合併することを発表。ところが、4月10日になってペンタックス側は、社内・株主事情を理由に合併を撤回! 「合併推進派」の社長は解任され、新たに「反対派」が社長の座に就きました。ただ、「反対派」新経営陣も、広い意味での経営統合については交渉を続け、TOB提案についても「誠実に検討する」。一方、TOBによる子会社化を打診中のHOYAも、「交渉期限内(5月末=両社が12月の基本合意書で取り決めた期限)の敵対的TOBは、相手に失礼……」と、強硬策は回避したい構え。ペンタックスが「お家騒動」で揺れる中、果たして首尾よく「友好的TOB」に持ち込めるか?
ところで、両社の合併話はなぜもち上がった? ペンタックスの「お家騒動」の裏にある意外な事情とは? →
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