「政界のタイガー・ウッズ」目指すは、史上初の黒人大統領!
次期アメリカ大統領選で、「初の女性大統領誕生?」と共に焦点となっているのが「初の黒人大統領誕生?」。そこで、渦中の候補オバマ氏の素顔に迫ってみましょう。
バラク・オバマは45歳。1961年、ハワイでケニア出身の黒人の父と白人の母の間に生まれました。ハーバード大学ロースクールを卒業後、弁護士の道へ。その後、イリノイ州(アメリカ中部)議員を経て、2004年上院議員に初当選(1期目)。この年の民主党全国大会で基調演説を担当し、注目を浴びました。家庭では、2人の幼い娘の優しいパパ!
黒人を父にもつ海外移住者2世という「マイノリティ」ながら、名門大学→弁護士→政治家と、まさにアメリカンドリームの体現者と言えそうですね。それにもかかわらず、「成り上がり者」とは程遠い清新なイメージに甘いマスクも手伝ってか、「政界のタイガー・ウッズ」「ロックスターのような輝き」と人気急上昇! ハリウッド業界では、スティーブン・スピルバーグやオリバー・ストーンなどの支持を得たほか、各種世論調査でも、民主党の立候補予定者の中では、ヒラリーに次いで高い支持率を獲得しています。人気は高いものの拒否反応も強いヒラリーを追い抜くのは、時間の問題?
「マイノリティ」でも、超大国のリーダーに「出世」できる?
「イラク戦争は、行われるべきではなかった。私たちは、悲劇的で代償の大きい戦争の泥沼にはまっている」イラク戦争を始めブッシュ政権下の政策を真っ向から批判するオバマ氏は、2月10日、地元イリノイ州で正式に立候補を表明する予定。ところで、2大政党制の下で行われるアメリカ大統領選の手続とは?
■予備選挙(選挙年の1~6月)…… 有権者・党員が、共和・民主各党の全国指名大会に出席する代議員を選ぶ。
■各党の全国指名大会(7~8月)…… 予備選挙(または党員集会)で選ばれた代議員が、党公認の正副大統領候補を選ぶ。
■一般選挙(11月)…… 有権者が、各大統領候補を支持する大統領選挙人を選ぶ。
■大統領選挙人による選挙(12月)…… 一般選挙で選ばれた選挙人が大統領を選ぶ。この結果で、新大統領が決定!
たとえ、オバマ氏が予備選挙を制して民主党の公認候補に選ばれても、その後、共和党の公認候補との雌雄を決する闘いが待っているわけですね。その相手は、出馬へ向け動き出したマケイン上院議員?あるいはジュリアーニ前ニューヨーク市長?
振り返れば、アメリカの歴代大統領は、第43代のブッシュ現大統領まですべて白人男性。アメリカ国民は果たして、女性や黒人=「マイノリティ」を超大国の指導者として認めるのか? 次期大統領選は、アメリカ社会の成熟度を問う歴史的な選挙として要注目です!
ところで、日本の政界に「マイノリティ」=女性の首相候補が台頭するのは、一体いつ?
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