文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
北朝鮮に対する初の制裁決議、全会一致で採択!
世界が震撼した北朝鮮の核実験、国連の「安保理」は14日(日本時間15日)、ついに制裁決議を全会一致で採択!
同国に対する初めての制裁決議は、大量破壊兵器関連物資の移転を阻止するための貨物検査(船舶など)に金融制裁と、超キビシイ内容となりました。
焦点となった国連憲章第7章(※)については、非軍事的措置に限定した第41条を明記。アメリカの当初案では、「第7章」しか盛り込まれていませんでしたが、「第41条」と明記したことで、第42条の軍事的措置は除かれたというワケ!
※ 平和に対する脅威などに関する行動を規定。「安保理」は、第41条により経済制裁など兵力を使わない措置、同措置で不充分な場合は、第42条により軍事行動をとることができる。7月に北朝鮮がミサイルをぶっ放した時は、ニッポンが主張する第7章を含む制裁決議案に中国・ロシアが反対! 結局、この部分は削除され、非難決議に切り替えられたけど、今回は両国とも「制裁を容認するヨ!」。ただ、「軍事行動はまずいナ……」。
そこで、強硬姿勢のアメリカも妥協し、常任理事国「5人組」が揃い踏みで採決! 北朝鮮と親密な両国も、今回の暴挙にはムカついた?
超強硬姿勢のニッポン、独自の追加制裁を決定!
一方、7月に北朝鮮に対する独自制裁に踏み切ったニッポンは、「安保理」決議に先立つ11日、追加制裁を決定! その柱は……
■北朝鮮籍船舶の入港を全面禁止…… 対象を「万景峰(マンギョンボン)号」から拡大!
■北朝鮮国籍保有者の入国を原則禁止…… 対象を北朝鮮当局職員から拡大!
■輸入の全面禁止
核実験の事実確認ができず、アレは失敗?!の見方もある中で、超強硬姿勢だゼ! また、周辺事態法(※)を初認定して「安保理」決議に基づく船舶検査に参加することも検討と、アメリカの協力要請にもとっても前向き!
※ 日本周辺で、国の平和と安全に重要な影響を与える事態が起こった場合(=周辺事態として認定)、自衛隊がアメリカ軍への補給・輸送といった後方支援などを行う。
認定されると、船舶検査活動法に基づく船舶検査もできる。ところで、最近のニュースで話題独占の「安保理」って、一体ナニモノ? カナリ偉そうな権限をもっているみたいだけど、どんな機関なの?
また、「安保理」を仕切る常任理事国「5人組」って、どんな面々? ニッポンも入っている?
「安保理」が大注目を浴びる今だからこそ、教えて! →
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