よくわかる経済

更新日:2002年12月18日

キャッシュとマネーはどう違う?? 貨幣ってナニ!?

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【早わかり金融 第1回】 キャッシュとマネーの違いをご存知ですか?えっ!?という方は、こちらをどうぞ。

文章:石川 秀樹(All About「よくわかる経済」旧ガイド)

★ポイント★

1.貨幣とは,(1)交換媒介機能、(2)価値尺度機能、(3)価値保蔵機能の3つの機能を持つもの。
2.具体的には、貨幣(マネー)=現金(キャッシュ)+預金。



「貨幣」とは英語でいうとMoneyで、現金(Cash)とは違います。今回は、貨幣の機能と、具体的に貨幣とは何を指すのかについて解説します。まず、貨幣とは、(1)交換媒介機能、(2)価値尺度機能、(3)価値保蔵機能の3機能をもつものです。では、それぞれについてご説明しましょう。

(1) 交換媒介機能
もし貨幣のない物々交換の世界だったら、取引相手が自分の欲しいものを持っていると同時に、自分が取引相手の欲しい物を持っていることが必要です。しかし、お互いが欲しいものを持っているということは稀ですから、なかなか取引は成立しません。

ところが、現実の経済では「貨幣」があります。ですから、自分の持っているものを売って貨幣をもらい、その貨幣で、好きなときに好きな物を買えばよいのです。会社員であれば、労働サービスを提供し、会社から貨幣をもらい、その貨幣で好きなものを買えばよいのです。

このように貨幣を用いることにより、取引は行いやすくなり、経済は活発になります。私たちの住む現実経済は、貨幣を交換の仲介とすることにより非常に便利な世界になっています。このように貨幣を使う経済を貨幣経済といいます。

(2)価値尺度機能
日本国内であれば、物の価格は、日本の貨幣の単位である「円」で表示されます。ですから、私たちは、物の価格をすぐに比較できるのです。もし、貨幣がない物々交換経済だったら、カローラ1台は豚5匹、サニ-1台はニワトリ50羽などと書いてあり、いったいどっちが高いのか比べるのも大変です。貨幣経済では、貨幣の単位である円で表示されるので、すぐに比較でき、取引も行いやすくなり、経済が活発化します。これを、貨幣の価値尺度機能といいます。

(3)価値保蔵機能
貨幣は、価値として貯めておくことが出来るという機能です。これは、お金が余ったとき、貨幣として価値を貯めておくことが出来るということです。

(執筆者:石川 秀樹)

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