殺害犯を確定するDNA
ジョンベネちゃん殺害事件の経緯(2) |
| パッチーさんは長い間ガンと闘っていた。 |
2003年12月には、ジョンベネちゃん死亡当時の下着についていた血液から
DNAが採取され、鑑定されました。この時点で事件から7年が経過していますが、なぜこんなに時間がかかったのでしょうか?それは前年の2002年に、事件の捜査が地元警察から特別調査チームに引き継がれたからです。地元警察は両親を第一容疑者と考え、DNA鑑定を行いませんでした。
DNA鑑定の結果、それはラムジー家とは関係のない男性のものであることが分かりました。つまり、両親は完全に容疑から外れたのです。最初からDNA鑑定をしていれば、両親が無用に疑われることはなかったのです。
2006年8月にバンコクでカー容疑者が逮捕されましたが、最終的に決め手となるのは、カー容疑者のDNAです。ジョンベネちゃんの下着についていたDNAとカー容疑者のDNAが一致すれば、殺害犯はほぼ確定したことになります。
しかしながら8月末に出たDNA鑑定の結果では、ジョンベネちゃんの下着についていたDNAはカー容疑者のものと一致しませんでした。そのためにカー容疑者への訴追を断念し、犯人の行方はまた闇の中に戻ってしまいました。
10年の時を経て大きな展開があったこの事件ですが、母親のパッチーさんは6月に子宮ガンで死亡してしまいました。パッチーさんが亡くなった直後に容疑者が逮捕されたのは皮肉ですが、この事件の完全解決を心から願うばかりです。
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