文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
暖冬のはずが一転、20年ぶりのさむ~い冬!
朝、目覚まし時計が鳴っても、ベッドのぬくもりから抜け出すのがおっくうで……。冬もいよいよ本番、朝起きるのが辛い季節ですね。特に、今年の冬は例年以上のこごえるような寒さ! 昨年12月から全国的に極端な低温傾向が続き、11日には東京都心で平年より22日、前年より18日も早く初雪を観測しました。こうした厳しい寒さ、ここ数年地球温暖化の影響?で暖冬傾向に慣れた体にはいっそうこたえますね!
気象庁は当初、昨年10月と11月の3カ月予報(※)で、
■平均気温は各地で平年並みか平年より高い。
■降雪量は平年並みか少ない。
と、今年も暖冬になる見通しを示していました。ところが、12月になってから一転して「12~2月の全国の平均気温は低い可能性が高く、降雪量も日本海側全般で多い。20年ぶりの寒い冬になる」と、修正しました。
※毎月25日頃発表される翌月以降3カ月間の予報 雪下ろしで転落死、大停電、JR線の脱線・転覆事故……雪国で相次ぐ雪害!風害!
久しぶりに訪れた寒い冬は、日本海側に大雪をもたらし、雪国を中心にさまざまな災害をもたらしています。昨年12月に入ると、秋田・新潟・福井県などで雪下ろしの作業をしていた人が屋根から転落して死亡する事故が相次ぎ、内閣府防災担当によれば死者はこれまで53名、負傷者も760名に達しています(1月6日時点)。また、雪のため各地の鉄道や高速道路が不通になり、交通機関は大きく乱れました。12月22日には前年大地震に見舞われた新潟県、そして近畿地方でも大規模な停電が発生。さらに25日、山形県庄内町で突風にあおられたJR羽越線の特急が脱線・転覆事故を起こし、死者5名、負傷者33名の惨事となりました。突風の原因は、事故当時、現場付近で発生していた積乱雲から冷たい空気が吹き降りて地上で広がる「ダウンバースト」ではないかと見られています。
その後、新年を迎えても大雪は一向に衰える気配を見せず、1月4日夜には雪の影響でストップした秋田新幹線の車内で乗客211名が一夜を明かす事態に。また、日本航空・全日空の約30便が欠航になるなど、空路でも仕事始めのビジネスマンや帰省客の足が大きく乱れました。
ところで、このさむ~い冬、平年と比べて実際にどのぐらい気温差があるのでしょう? また、この寒さは一体いつまで続くの? →
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