マンション購入費用

更新日:2006年06月28日

あなたはいくらの物件が買える?(1)

マンションを買うときに最も重要なのは予算でしょう。自分がいくらのマンションを買えるのかが分からなければ、物件を探しようもありません。無理のない予算の組み方を考えてみましょう。

買える額は「返せる額」から逆算する

返せる額が分からなければ買える額を計算できない
返せる額が分からなければ買える額を計算できない
マンション探しを始めるにあたっては、ターゲットとなるマンションの条件をある程度絞り込んでおく必要があります。エリアや予算、広さなどが条件に合わないマンションの情報を集めたり現地に見学に行くのは、購入者の勉強にはなるかもしれませんが、効率的な探し方とはいえません。それよりも希望条件に近いマンションを何軒かピックアップして、じっくり比較検討するほうが有意義でしょう。

マンションの条件の中でも、最も重要といえるのが予算です。どんなに希望条件に合う理想的なマンションでも、予算を大幅に上回る物件は買えません。といっても、「では、あなたの購入予算はいくらか」と聞かれて、ピンとこない人も多いはずです。なにしろマンションの購入など人生にそう何回もあるものではないのが普通ですから。実力以上の高額なマンションを買って、あとで住宅ローンの返済で苦しまないためにも、まず初めに「買える額」をしっかり把握しておきましょう。

年収から返せる額を求める

買える額を知るためには、まず住宅ローンを「いくら返せるのか」を計算することから始めます。そこから逆算していけば、確実に購入予算を算出できるのです。では返せる額はどうやって弾き出すかというと、年収から求める方法と、家賃から求める方法の2通りがあります。

返せる額を年収から求めるには、年収負担率を利用します。年収負担率とは、年収(税込み)に占める住宅ローン年間返済額の割合のことです。この割合が高すぎると返済負担が重くなり、低すぎると十分なローンが借りられなくなります。適切な年収負担率の目安は20%前後といわれています。例えば年収600万円で年収負担率20%とすると、年間返済額は120万円。12で割った10万円が、毎月の返せる額となります。

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大森 広司

ベテラン住宅ライターが、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説。

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