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更新日:2006年08月22日

駅近ワンルームがロハスな住まいに変身

駅徒歩3分のワンルームマンションをロハスな住まいに——そんな難題に挑み、自宅をリフォームした建築家がいます。完成した「都市のロハスマンション」を訪ねてみました。

「都市部でロハス」というと、なんだか矛盾した考え方のように思えるかもしれません。それもワンルームマンションでロハスな生活など「とうてい無理」と考えるのが普通ではないでしょうか。でも、そんな「無理難題」に挑んだ建築家がいるのです。

3戸のうち2戸をつなげてひとつの空間に

2戸を1戸につなげてひとつのLDKに。浴室は撤去し、大きなアイランド型キッチンを設置した
2戸を1戸につなげてひとつのLDKに。浴室は撤去し、大きなアイランド型キッチンを設置した
そのマンションはJR吉祥寺駅からほど近い場所にありました。週末ということもあって駅前の商店街は人でごった返しています。人の波を縫うように2~3分も歩くと、もうマンションのエントランスに着きました。たしかに便利な立地です。

築21年のマンションの、3つの連続した7坪(23.4m2)の住戸をリフォームし、自宅兼仕事場としたのは建築家の三山真武さんです。本当は界壁(戸境壁)をすべて取り払ってひとつの大きな空間にしたかったそうですが、1つの壁が建物を支える耐力壁だったため撤去できなかったそうです。そこで3戸のうち1戸は仕事場とし、2戸をつなげてLDK兼寝室となる自宅に改造したのです。


内と外が融合したエアコン不要の住まい

バルコニーは道路に面しているので圧迫感がなく、緑を楽しみながらくつろげる空間になっている
バルコニーは道路に面しているので圧迫感がなく、緑を楽しみながらくつろげる空間になっている
その日はオープンハウスということもあって、3戸とも玄関ドアが開放されていました。自宅部分の玄関から入ると、2戸分がひとつの空間にリフォームされ、広めのLDKといったおもむき。バルコニーのサッシも開けられているので、風通しは良好です。三山さんいわく「今年の夏はエアコンのない生活を実験中」とのこと。戸外は30度を超える猛暑でしたが、室内はそれほど暑く感じません。

「バルコニーはエアコンの室外機置場となり、夏には熱がこもって窓を開けられなくなるのが通常です。でも、今回のリフォームでは『内と外との融合』をテーマとして掲げたので、バルコニーには室外機を置かず、リビングの延長として使えるよう小さなテーブルとイスを設置しました」と三山さんは話してくれました。

限られた空間を生かしたリフォームの工夫を次ページで。

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大森 広司

ベテラン住宅ライターが、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説。

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