金利1%アップはじゅうぶんあり得る?
9月になって住宅ローン金利がややダウンしました。ただ、これは今年前半に金利が急上昇したため、「上がり過ぎ」を調整しただけとの見方もあります。基本的には景気は回復基調を維持しており、景気に連動して金利も上昇基調が続くという予測が一般的です。
長期固定金利であるフラット35の金利の動きを見ると、昨年夏からの1年弱で0.6%ほどアップしています。今後、金利がどの程度のペースで上がるのかは分かりませんが、今より1%程度アップする可能性は大いにありそうです。
金利1%アップで返済額が2万円近く増加
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| 金利が上がると買えるマンションの価格がダウンする |
ローン金利が上がると、当然のことながら返済負担がアップします。どのくらいアップするのか、4000万円のマンションを買うケースで比べてみましょう。頭金を800万円用意し、3200万円を35年返済で借りる場合で試算します。まず現在のフラット35平均金利に近い3%の金利で借りた場合の毎月返済額は12万3152円です。
借入額や返済期間は変わらず、金利だけ1%上がって4%になったとすると、毎月返済額は14万1687円。金利1%の上昇で毎月返済額が1万8535円アップしたことになります。ちなみに35年間の総返済額ではじつに780万円近い負担増です。
金利1%アップで買える価格が400万円ダウン
月々の返済が2万円近くも増えると、負担に耐えられなくなる人もいるでしょう。金利が上がっても返済額を増やさないようにするには、借入額を減らすしかありません。金利4%でも3%のときと同じ返済額にするには、借入額を400万円減らす必要があります。
頭金が800万円のままだと、借入額が減った分は買えるマンションの予算が下がることになります。借入額が400万円減ったので、予算も同額下がって3600万円というわけです。4000万円の予算のときと同じ場所で探そうと思うなら、マンションの広さで妥協する必要があるでしょう。もし広さを変えたくないのなら、立地を見直す必要があります。
金利1%で立地がどの程度変わるのか、答えは次ページで。