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更新日:2003年02月04日
複雑な情報から要点を切り出して視覚化する。それが「図解」です。図解のスキルを身に付ければ、複雑な情報も分かりやすく伝えることができます。言いたいことが伝わらないと説得もできません。
■ あなたの提案はちゃんと伝わっていますか?
お客様に提案の内容を伝えるための提案書。最近はパワーポイントなどのツールが発達したおかげで、見栄えのよい提案書が簡単に作成できるようになりました。しかし、ツールは発達しても、作り手(私も含めて)のスキルはあまり進歩がないように感じます。
人と人とのコミュニケーションでは、「自分が何を伝えたか」ではなく「相手に何が伝わったか」が重要な意味を持ちます。複雑な情報を伝える場合は、とくにこの格差に注意しなければなりません。
文字ばかりで読む気にならない。何を言いたいのか分からない。ボリュームがありすぎて要点がつかめない。伝えたつもりが伝わっていなかったというのは、よくあることです。
■ 図解で右脳に働きかける
私たちが他者に情報を伝える場合、主に文章や言葉を使います。しかし、伝えたい情報が複雑になると、文章や言葉だけで伝えるのは困難になります。複雑な情報を相手に伝えるには、情報を視覚化する(図解)などの工夫が必要です。
人間の脳には右脳と左脳があります。右脳は、図形や色を認識し、情報をイメージとして直感的に把握します。それに対して左脳は、言語や文字を認識し、情報を論理的・分析的に理解します。
人間が情報を処理するには、まず右脳で全体をイメージとしてとらえ、左脳で細部を論理的に理解する、という手順を踏みます。つまり、「図解で要点(全体像)を示し、文章で詳しく説明する」のが最も理解しやすいのです。この連載では「図解」について考えてみたいと思います。
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