プレゼンテーション/プレゼンテーション力上達法

ビデオを使ったプレゼン上達術

プレゼンがうまくなりたければ、ビデオカメラの活用は早道です。具体的な方法をお伝えしていきましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

ビデオを活用すれば、プレゼンはうまくなる

プレゼン上達にはビデオ撮影が最適です
日々いろいろな企業でプレゼンの研修をやっていて、受講者さんから「これが特に参考になった」といわれるセッションがあります。ただ、それをやりさえすればプレゼンが上手くなるという魔法のセッション。今回は、それをご紹介したいと思います。

単刀直入に、解答からはいりましょう。そのセッションとは、ズバリ「ビデオ撮影&ビデオプレイバック」です。

自分のプレゼン風景をビデオで撮影されて、それを見ながら、よかった点・改善点のフィードバックを受けるというもの。経験者はわかると思いますが、結構なインパクトです。

すごく効果的なのですが、これをよく活用している人というのは非常に少ない。ほとんどの人は、ビデオを撮って見るのが効果的なことは知っていながら、それをしないんです。

なぜ、やらないのか? ズバリ言うと、自身のビデオを見せられるのがとてもツラいから。自分の悪いところばかりが見えてしまうので、逃げたくなるんですよね。たとえば「うわ~、なんか老けてみえる…」とか「すごい暗そう…。最悪やんか…」みたいな感じで。

正直に言うと、私も自分のビデオを見るのは嫌いです。できれば見たくないと思っている。ただ、そういう指導をする立場にいるので、嫌々ながらやってはいますけどね。

ツラさを乗り越えるかが、ひとつの分岐点

ここで「自分のビデオを見るのはツラいから、やっぱやめとこう」と逃げてしまうのは、すごくもったいない。よく「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」というとおりで、ツラさは一瞬。でもそこからの学びは一生ものです。

…といっても、気合だけでやるのは難しいと思います。なので、次のページでは、そのツラさを乗り越える方法をご紹介したいと思います。
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