「プレゼンを通じて、与えたい印象は?」
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| 自分の見られたい印象、明確に持っていますか? |
企業でのプレゼンテーション研修のなかで、印象コントロールの演習というのをよくやります。
どういうものかというと、以下の通り。まず受講者の方々に「今からやるプレゼンを通じて、聴衆にどういう印象を与えたいかを、まず書いてみてください。『元気な感じ』とか『真面目な感じ』とか、そういう一言で結構です」と言って、自分の出したい印象を明確にしてもらいます。
続いて、その記入した内容は伏せた状態で、実際にプレゼンテーションをやってもらう。その後に聴衆の方たちに「今のAさんのプレゼンを見て、Aさんはどんな人だという印象を持ちましたか?」と聞くのです。
やってみると、「自分が出したかった印象」と「実際に聞き手が持った印象」がうまく合わない場合が多々あります。なかなか、自分が思ったとおりの印象を聴衆に与えるというのは難しいものです。
出したい印象を設定していない
この演習を行なうと、面白いことが起こります。そもそも「自分の出したい印象を書いてください」と言った時点で、すぐにそれを書き出せる人と、なかなかそれを書けない人がいます。書けない人は「そもそも、そんなこと考えたことがない」ということなんでしょうね。
ここからが面白いところ。出したい印象を書き出すのにかかった時間が長い人であればあるほど、実際に聞き手から持たれた印象がかけ離れている場合が多いのです。逆に言えば、すぐに書き出せた人は、その出したかった印象通りに見られる可能性が高い。
これは一体どういうことでしょうか?
次のページでは、その種明かしをします。