プレゼンテーション/プレゼンテーションの基本

覚えておくと便利なパワーポイント操作術

パワーポイントのスライドショー機能は、しっかり使うと熟練した話し手のように見られます。PCの前でモタモタしないように、使い方を覚えておきましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

パワーポイントのスライドショー機能をしっかり使いこなそう。

先日、ある金融機関にてデジタルプレゼンテーションの講座を受け持ちました。デジタルプレゼンということは、パワーポイントでつくったスライドをプロジェクターで映し出してプレゼンをやるということですね。

そのときにお話ししたことの一部を、今回はシェアしたいと思います。

デジタルプレゼンにおいては、スライド資料を丁寧に作りこむことも、もちろん重要です。そして、それと同じくらい重要なのは、演台の前に立ったときに、十分にスライドショー機能を使いこなせることなのです。

いくつかの機能がありますが、そのうちで特に使い勝手が良いものをご紹介いたします。

一気にページを飛ばして表示する方法

たとえば、スライドが1ページ目を開いているときに、10ページを表示させたいとします。そんなときに、どうしますか?

ここで一枚ずつスライドを移動して行ったりすると、すごくモタモタした感じになります。聴衆の側から見ていて、すごくヤキモキする。話し手に対するイメージが少しばかり下がってしまいますね。

こんなシーンならば、「1」「0」「リターン」の順にキーボードを叩いてみてください。一気に目標のページに飛ぶことができます。20ページに飛びたければ「2」「0」「リターン」ということです。

ページを飛ばす

この機能が使えると、ページの移動がすごく楽になります。例えばプレゼンの全体像を表すスライドが2ページ目にあったとします。そうしたら、要所要所で「2」「リターン」でスライドを見せてあげる。

そして、「今は、全体像で言えば、ココのところの解説をしていますよ~」といってあげれば、聴衆はしっかりと全体像をおさえた上でプレゼンを聴くことができます。

プレゼンにおいて、聴衆を迷子にさせないということは、すごく大切。そのために、このテクは必須のものになります。

 

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