文章:君塚 由佳(All About「話す技術・伝える技術」旧ガイド)
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| 私、話しかけづらい人になっていない?気が付いたら、眉間に深~いシワを寄せて難しい顔になっていませんか? |
あなたのオフィスに、いい人なんだけど、妙に話しかけづらい人はいませんか?
もしくは、遅れて参加した会議で、ミーティングルームのドアを開けた瞬間、ピリピリとした空気に「あ、マズイ時に来ちゃったかなあ?」と感じたことはありませんか?
言葉を発しなくても、第一印象で「ナマイキそう」「暗そう」「とっつきにくそう」と評価されてしまう人もいます。
こうなってしまうと、いくら話し方教室に通ってスピーチを学んでも、話し方で勝負する前に評価が下されてしまいます。そう、話す前に気をつけなければいけない重要なことがあるのです。それが「あなたが作り出している場の雰囲気」です。
あなたの場は、どんな色をしている?
あなたがかもし出している空気、それを「オーラ」と呼ぶ人もいますが、誰にでも「場の雰囲気」というものがあります。
特に笑いかけなくても、話しかけやすいという人や、仏帳面をしているわけでもないのに、話しかけにくい人もいます。同じ無口な人でも「暗い人」と言われる人もいれば、「おとなしい人」といわれることもあります。
この違いは、ズバリ「その人が作り上げている場」の違いでもあります。あなたが作っている「場」は、どんなものですか? 例えるなら、どんな色をして、どんな温度で、触れるとしたらどんな感触なのでしょう?
その「場」は、どのようにして作られるのでしょうか? 例をあげて詳しく見ていきましょう。まずは質問です。「昨晩、あなたは何を食べましたか?」
この時、質問を受けて自分自身がどの様な反応をしたのか、客観的に観察してみてください。目線が無意識に右下にいきませんでしたか?脳の構造として、人は過去を思い出すときに、ついつい右下を見てしまうのです。
ついつい「だって、この間はできなかったし、今までだってできたためしがないし。きっと私にはこの仕事は向いていない」と考えてしまって過去の失敗に囚われてネガティブな事を考えてしまいがちな人は、どうしても視線が下がることが多くなってしまいます。これが暗い印象、「場」を作ってしまう原因となるのです。
とにかく困難に挑戦することにエネルギーを傾けている人は、自分の意思を守り抜こうと無意識に他人を受け付けないという防御反応が強く出ます。その代表的なしぐさが腕組み、もしくは足組み。これは「自分を抱きしめる行為」とも言われるのですが、顎も下がるので、自然と上目使いな目線になります。これは、周囲から見ると威圧的な態度とみなされてしまうことが多く、「好戦的でナマイキ」「とっつきにくい」といわれてしまうような空気を作ってしまうのです。
何も言っていないのに、避けられてしまったり、怖がられてしまうというのも、悲しいですよね。改善するためには、無意識にしてしまっているクセを直し、逆に意識的に「場」を作り上げることが必要になって来るのです。
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