相手にちゃんと伝わっているか、確認しよう。
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| あなたが感じる「当たり前」は、他人に通じるものですか? |
人に何かを伝えるということは、思っている以上に難しいこと。伝えるときは「相手に正確に伝わっているのか、相手がちゃんと理解しているのか」ということにまで、責任を持たなければなりません。
きちんと必要な情報を伝えたとしても、もしも相手が間違って理解してしまったのであれば、それは、ちゃんと話したとはいえません。また、いくら感情や思いをこめたとしても、相手に伝わらなければ、それは単なる言いっぱなしになってしまうのです。
そうならないための1つ目の工夫ポイントは、伝えるときに相手の反応を注意深く見ること。人はよく分からないことを整理してものを考えるときには、目線が上にいくという傾向があります。だから、話している相手の目線が上を向いているのであれば、それは考えている証拠。こんな時には少し噛み砕いて説明をしてみると、相手に理解されやすくなりします。
話し相手の心理情況は案外表情などに表れるものです。伝える相手をよく観察していると、伝わっているのかどうかがわかります。もしも相手がわからないな……というような困った顔をしていていたら、どの点がわかりづらいのかちゃんと確認をすることも、きちんと伝えるための技術です。「これだけ話したのだから、わかってもらえるはず」などと、思い込んでしまうのが、一番の間違いなのです。
ちゃんと理解してもらいたいことであれば、例えば「ここまでわかりましたか? 」と話の途中で質問をしてみるのもよい手でしょう。ただし、何度も話したのだからもちろん伝わっているはず、というようなプレッシャーを相手に与えてしまってはいけません。分かっていないのに「はい」と答えてしまうような質問の仕方をしないように注意してください。
同じことを思い浮かべるとは限らない
きちんと伝えるための2つ目の工夫ポイントは、相手は自分とまったく違う人物なのだと理解すること。時々、このことを忘れてしまいがちなのですが、当たり前のことながら、生まれたところも育った環境も違う相手に自分とまったく同じ認識を持っていると期待するのがそもそもの間違い。
例えば「青い色」ひとつにしても、どんな色を想像するかは人によって違います。空色、藍色、マリンブルーなどさまざまな色の中で、自分が思い浮かべた色を相手も思い浮かべる、と思ってしまうのは、単なる思い込みです。
常に自分の認識と相手の認識は違うことに気をつけて、その違いを認識すれば、相手にきちんと伝えられるようになります。
何かを伝えたいと思うのであれば、「話す」だけではなく、「伝える」ための努力をすること。そのためには相手との違いを認識し、相手をよく観察してそして、具体的に伝えることが大切なのです。
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