話し方・話題作りの基本

更新日:2007年11月06日

話すだけでは伝わらない! 会話のトリック

あなたの話は相手にしっかりと伝わっていますか? 「伝えた」と「伝わった」は同じではありません。相手に本当に伝わったかを意識することが大切です。

文章:立川 亜美(All About「話す技術・伝える技術」旧ガイド)
ビジネスのシーンで、認識の差が原因で起きてしまうトラブルってよくありますよね。ちゃんと話したはずなのに、相手に伝わっていない……。そんなトラブルが起きてしまうと、うまい解決方法が見つからず、何とも後味の悪い結末になってしまうことが多いです。こんなトラブルを防止するためには、何に気をつければいいのでしょうか?

おかしいな? ちゃんと伝えたのに……そんなことない?

話は伝わっているかしら?
相手が受け取ったのを確認していますか? どんなことに気をつければいいのでしょう。
仕事をしていて、こんな経験はないですか? すぐに欲しい資料があって、用意してもらえるようにお願いをしたら「すぐにやります」。

そう言われたので、出来あがるのを待っているけれど、10分経っても、20分経っても出来あがってこない。いつまで経ってもやってくれそうにないので、もう一度お願いしにいくと、「これからすぐやります」と言われてしまった……。一体いつになったらやってくれるんだろう?

こんな行き違いの原因は、お互いの「すぐに」の時間認識に違いがあることにあります。相手に伝える際に、確かにすぐに欲しいと伝えてましたが、ちょっと待ってください。あなたの「すぐに」は、1分ですか? 5分でしょうか? それとも30分? どのくらいの時間が「すぐに」なんでしょうか。

人によって言葉に置いた時間の感覚は違います。もしかすると、お願いした相手は本当にすぐにとりかかってくれたのかもしれません。それなのに、自分の基準に当てはめて「伝えたのにどうしてやってくれないの!」と怒りモードで突っかかっても、お願いされた相手は困りますよね。

こんなトラブルを防ぐためにも、ちゃんと自分の意図が伝わるように、相手に話す必要があります。例えば、「1時間後に予定している会議で必要だから、それまでに資料を用意して欲しい」など、ここで言う「すぐに」がどの程度の緊迫度なのか、具体的に伝えることが大切なのです。

けれど、いくら具体的に表したといっても、気をつけなければならないのは、話したことが必ず100%相手に伝わると思い込んでしまうこと。ただ話しただけで、伝わるということはまずありません。相手に自分の伝えたいことを正確に理解してもらうのは、とても難しいこと。一方通行になってしまったり、間違って理解されてしまったりと、さまざまな落とし穴があります。だからこそ、自分の話した内容を本当の意味で理解してもらうには、工夫が必要なのです。

どんな工夫をすれば、ちゃんと伝えられるんでしょう!? 続きは次ページで!
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この記事の担当ガイド

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藤田 尚弓

話し方・交渉術の講師として大手企業や大学で活躍。銀座ホステス、営業、起業と多彩なキャリアを持つ。「悪…

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