上司・年上・年下との話し方

更新日:2009年03月27日

デキる上司は持っている 部下を育てる声

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一言の励ましは大きな力となって部下を動かします。それは言葉の力だけでしょうか?声の力で伝わり方が変わることもあります。

文章:楠瀬 誠志郎(All About「ボイストレーニング」旧ガイド)
部下は上司の響きを聞いて育ちます
部下はあなたの言葉を注意深く聞いています。業務の内容や指示は一生懸命に頭にインプットしているでしょう。そして注意や励ましは、ひとつひとつを心に刻んでいるものです。

職場で部下の心を開かせるのは、言葉だけでなく声の力も大きいことに気付いていますか? 声の出し方は指導力に繋がります。

部下は上司の声から意図を汲み取る

自分が新人だった頃、上司からの注意をどんな風に受け止めていましたか?「報告したはずなのに」とか「その言い方はないんじゃないか」と反感を持ったことはありませんか?

部下の受け止め方も様々ですが、指導する立場としては素直に内容を聞き取ってもらいたいもの。話の内容・顔の表情・ジェスチャーはもちろん大切。しかしまず、注意・励ましをする際には、声の出し方を工夫してみましょう。部下は上司の真意を、声の響きから敏感に感じ取るのです。

育てられていると感じる響きを

部下が納得して話を聞いているかどうか、その様子を観察してみましょう。以下のうち、心当たりのある反応はありませんか?
  • あまりこちらの目を見ない
  • 「あ~」「えーっと」などが必ず言葉の前に入る
  • だんだん声が小さくなる
  • 催促しないと返事がない
  • 口元や手先に力が入っている

このうち1つでも該当する様子があれば、部下は上司から「育てられている、自分のために言ってくれている」と、その場では感じていないでしょう。素直になれないのは本人のせいばかりではありません。緊張をほぐし、かたくなになっている心を開かせるような雰囲気作りを上司は積極的にしたいものです。

環境作りのひとつとして、あなたの声が有用です。例え厳しい注意でも「勉強になる、期待されているんだ」と感じさせることができれば、部下はどんどん育ちます。

部下に対して感じさせることのできる響きとはどんな声なのでしょうか。
次ページでは、部下を育てる声とその出し方についてお話します。

(執筆者:楠瀬 誠志郎)

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