モデルルーム見学/モデルルーム見学のコツ【出かける前に編】

トクする人の、モデルルーム作法

マンションを買うときに、まず訪れたいのがモデルルームです。知っておきたい情報が満載なので、豪華な家具で目の保養をするだけではもったいない! おトクに買うための、モデルルームの作法を身につけましょう。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

マンションを買うときに、まず訪れたいのがモデルルームです。知っておきたい情報が満載なので、豪華な家具で目の保養をするだけではもったいない! おトクに買うための、モデルルームの作法を身につけましょう。

行く前に電話で予約を入れる

電話で予約しておくと現地でも効率的に見学できる
電話で予約しておくと現地でも効率的に見学できる
新築マンションは販売と同時にモデルルームをオープンさせるのが一般的です。モデルルームの開設情報を情報誌やネットでチェックしたら、さっそく週末に足を運んでみましょう。でも、行く前にあらかじめ電話で予約をするのが第一の作法です。マンションによってはホームページからメールで予約できる場合もあります。

アポなしで行っても見られるケースが多いのですが、混雑しているときは待たされることもあります。時間に余裕を持ってじっくり説明を聞くには、日時を決めてから訪ねるほうが効率的でしょう。それに予約を入れると、売る側も「かなり買う気がありそうだな」という印象を持つので、説明にも身が入ることが期待できます。

書類には正直に記入する

モデルルームに着くと、まず求められるのがアンケートへの記入です。内容は現住所や家族構成、勤務先、年収、貯蓄、借入状況、購入予算、希望の間取りなど、個人情報も含めてかなり細かく、多岐にわたります。「いきなりこんなに細かいことまで書かされるのか」と戸惑うかもしれませんが、なるべく正直に記入するほうがよいのです。

なぜなら、アンケートの内容によって販売担当者が勧めてくる住戸の間取りや広さが変わってくるからです。担当者はアンケートから顧客のニーズを読み取り、周辺環境や近隣の施設、交通の便なども含めて、なるべく相手に役立つ情報を提供しようと努めます。アンケートが空欄だらけでは顧客がどんなマンションを必要としているのかが分からず、コミュニケーションの取りようがありません。

子どもも連れて行こう

モデルルーム見学にはぜひ子どもも連れて行きましょう。子どもがモデルルームの中をウロチョロ動き回ることで、子どもにとって危ない場所はないか、遊んでいる様子を見ながら家事をできる間取りになっているか、といったことをチェックできます。子どもにとってやさしい住戸は、大人にとっても住みやすい空間でしょう。また、最寄り駅から現地まで子どもと一緒に歩くことで、交通の危険度や実際にどのくらいの時間がかかるかといったことも分かるはずです。

とはいえ、子どもが小さいとすぐに飽きたりぐずったりしがちです。そんなときは、モデルルームによっては子ども用のプレイルームや託児室を用意していることもあるので、そちらに預けて大人だけでゆっくり見て回ってもいいでしょう。

トクするポイントはまだあります。

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