マンション購入関連情報

更新日:2009年05月31日

若年化が進む新築マンション購入者の実態

リクルート住宅総研が2008年の新築マンション契約者動向調査を発表しました。どんな人がどんなふうに新築マンションを買っているのか、首都圏と関西圏のデータから紐解いてみましょう。

リクルート住宅総研が2008年の新築マンション契約者動向調査を発表しました。どんな人がどんなふうに新築マンションを買っているのか、首都圏と関西圏のデータから紐解いてみましょう。

首都圏と関西圏ではシングル男女の年齢に差

この調査は2008年に新築マンションを購入契約した人を対象に行ったもので、同社では毎年実施しています。まず世帯主の年齢をみると、首都圏では若年化が年々進んでおり、平均は35.6歳でした。年齢帯では30~34歳が37.0%を占め、増加傾向です。20代は前年まで割合が増加していましたが、2008年は減少して17.6%でした。

ライフステージ別では子どもあり世帯が45.4%を占めていますが、割合が増えているのはシングル世帯で前年より1.3ポイントアップして12.3%です。シングル世帯を年齢帯別にみると女性は20代が前年の3.6%から9.7%に伸びています。男性は30~34歳が伸びており、前年比3.6ポイントアップの28.3%でした。首都圏では20代のシングル女性と30代前半のシングル男性が買うケースが増えています。

関西圏では平均年齢が3年連続して35.3歳でした。年齢帯では20代がシェアを伸ばして24.3%を占めています。ライフステージ別で20代のシェアが高いのは夫婦のみ世帯(32.3%)とシングル男性(30.0%)で、シングル女性は35~39歳が37.3%に達しています。関西圏のシングルは20代の男性と30代後半の女性が購入の主役のようです。



高額エリアでは価格の下落が顕著に

購入した価格の平均は、首都圏で3,961万円と2年連続でダウンしました。マーケットのデータでは2007年から2008年にかけて価格が上昇しているケースが多いのですが、購入者が実際に買っている物件の価格はすでに2007年から下落に転じています。特に2008年は東京23区での下落が顕著です。2008年1年間の推移をみると、10~12月に東京23区は4,276万円まで下がり、4,390万円の神奈川県と逆転しています。

関西圏でも2007年までは平均価格が上昇傾向でしたが、2008年は5年ぶりにダウンして3,286万円でした。特に北摂エリアや阪神間エリアなど物件価格が高めのエリアでの下落が目立っています。

※北摂エリア:豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、三島郡、豊能郡、川西市、川辺郡。
阪神間エリア:尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、篠山市


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大森 広司

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