ハピネスを追求
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| ▲創業は子育てと同じです。立派な社会人(会社)になるまで親としての義務から逃れられない。 |
まるで「道場破り」のように、業界ナンバーワン企業に転職し、昇進を続けた三田氏は、モトローラで対日交渉を担当し、その後アップルに転じて日本法人社長に就任するなど、徐々に生活の拠点を日本に移す。日本での生活を続けてゆくうちに気づいたのが、日本の通信環境の問題だった。規制が多く、自由なビジネスが展開できなかった。
「よく自分はアントレプレナー(起業家)といわれるのですが、自分ではそうじゃないと思っているんです。素直に目の前にある問題に気づき、それを改善しようとした結果が今のビジネス。口で言っているだけじゃダメだから、実際にアクションを起こし、社会に評価してもらおうと思ったのです」
ついに「やりたいことがみつかった」ということなのだろう。これだけの経験をしていた三田氏ですら、これだけ長い時間がかかるのだから、やりたいことをみつけるというのは、そう簡単なことではないというのが分かる。
「社長になりたいとか、昇進したいという前に、まず自分にとってのハピネスとは何か、それを追求した方が意味のあることだと思う。自分が満足できるハピネスがなければ、いくらお金持ちになったとしても、アンハッピーなままです。たとえ有名な歌手になったとしても、歌うことがハピネスでなければ、いつか天井にぶつかってしまうでしょう」