キャリアアップの方法

更新日:2009年03月04日

成長を妨げる「できない」アピール

若手ビジネスパーソンの傾向として、仕事を依頼しても「できません!」と断るケースが多くなっています。このような悪い行動習慣を変え、「できる」人になるためにはどうすればよいかを考えていきましょう。

このところ、若手のスタッフに仕事を依頼しても色々な理由をつけて、「できません!」と断るケースが多くなっている傾向にあります。チャンスを与えているのにもったいないことです。理想に向けて自分を高めていくことを目指す場合、悪い行動習慣といえます。今回は「できる」人になるためにどうすればよいかを考えましょう。
断らずにチャレンジすること。「とりあえず、YES!」の精神が大事

「できません」人のパターンは、
・任された仕事そのものが未経験で能力を超えている
・社会的・倫理的に見て、仕事そのものが自分の考えに相容れない
・プライベートの用事があり、残業ができない

の3つに大別されます。以下、それぞれについて考えてみましょう。

任された仕事そのものが未経験で能力を超えている

「とりあえず、YES!」の精神が必要です。この姿勢がない限り、一皮剥けることは難しいでしょう。成長実感を得るためには、ある程度の負荷を継続的に掛けることが必要です。まずは「チャンス!」と捉えましょう。

重要なことは日頃のコミュニケーションです。一番やってはいけないのは、期限になり上司に仕事の報告をする際に、「まだできていません」と報告することです。ハードルの高い仕事を受けた際はまずは一意専心で取り組んでみて、仕事に対する姿勢を上司に理解いただくことです。

夜遅く11時頃、敢えて上司に連絡を取り、作業プロセスを報告することは有効です。「10時間掛けて、ここまで進捗できました。申し訳ございませんが、この仕事を完遂するには今の期限では収まらない見込みです。」といいます。

すると、上司は「じゃあ、いつまでであれば完遂するのか?」と聞くはずです。」そこで、あなたは「明後日の夕方5時までには完了できます。」と答えます。このコミュニケーションの流れであれば、「よし、わかった。期限は何とかする。頑張れ!」というものです。

つまり、作業プロセスをきちんと前倒しで伝えることによって、一生懸命さが伝わり、期限については情状酌量の余地ありと判断されるのです。是非とも実行いただければ、これまでの評価が変わると思います。

次のページでは、引き続き、「できません」人の残りのパターンについて考えていきます。
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藤田 聰

人材開発・キャリアプランニングの専門家。IBMを経て起業。大手企業を中心に、延べ30万人以上の能力評…

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