日記は目標に対する「定規」
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| ▲日記は目標に対する「定規」だった |
ガイド:高校時代は渋谷の有名な「チーマー」だったそうですね。それだけに日記を書くというのも意外でしたが、今はどんなことを日記に書いてますか?
野尻:基本的に活動記録ですね。「仕事が上手く行っているか」とか、「今日は○○さんと会って食事をした」とか、「両親に会った」とか・・・、そんなことですよ。会社を創業した当初、3年分書ける日記帳を買って、「3年後に必ず会社を上場させる」という目標を最初に書き、自分自身に対するプレッシャーにしていました。
基本的に1日1ページですが、当時は3ページぐらい書いたときもあります。書いていた内容は、「目標に対して遅れている」とか「順調に進んでいる」とかで、目標に対する“定規”として日記を使っていました。そうやって自分をいつも追い込んでいたんです。日記を書きながら寝てしまうこともよくありました。
ガイド:ワタミの渡邉社長も
日記をつけているのですが、渡邉社長は日記を書くことで、「その日の出来事を清算できる」と語っていました。
野尻:僕はそこまで到達していませんね。嫌なことは日記を書いても全然引きずりますし・・・(笑)。
何事も情熱に尽きる!
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| ▲本格的なフレンチのフルコースを提供している。シェフは全員正社員! |
ガイド:結構、御社は創業時の写真とか、記録をたくさん残しています。
野尻:自分の子供の頃の写真を見たくなるように、社員がおじいちゃんやおばあちゃんになったとき、自分の若い頃の写真やビデオを見たくなると思ったんです。会社の雰囲気もとてもいいので、これから入社する人にも見せたいと思って、意識的にビデオやカメラに収めるようにしています。
ガイド:野尻社長は会社員時代、1年目からトップセールスだったと聞きました。最後に読者に向けて、キャリアアップするためのアドバイスをお願いします。
野尻:僕は決して営業テクニックに優れていた訳じゃなかったんです。恋愛、スポーツすべて共通していると思うけど、何事も「情熱」に尽きるのではないでしょうか。それと必ず何事にも「目標を設定すること」を習慣にした方がいいと思います。やはり目標を立てた人が成長するし、早くゴールに到達できるんです。
日記に宣言したとおり「株式上場」という目標を達成した野尻社長。その「金曜、20時」は意外なほど地味なものでしたが、忙しい毎日の中にも日記を書き、目標を再認識する“ひととき”があったのです。
テイクアンドギヴ・ニーズ 代表取締役社長 野尻 佳孝氏
1972年東京都生まれ。95年明治大学政治経済学部卒業。同年住友海上(現三井住友海上)入社。98年
テイクアンドギヴ・ニーズ設立、代表取締役社長就任。2001年ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)上場、04年東証2部上場を果たす。著書に『
史上最短で、東証二部に上場する方法。』がある。
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