文章:角田 正隆(All About「キャリアプランニング」旧ガイド)
ヘッドハンターのキャリア
前編・後編に分けてキャリアの「変化」をテーマに、ヘッドハンター備海宏則氏にお話を伺っています。
実は備海氏自身も、大手不動産会社の経理財務部門から、大手人材紹介会社のキャリア・コンサルタントへと、大幅なキャリア・チェンジを果たした経験があるそうです。
今年、自ら立ち上げたヘッドハンティング会社「キャリアエピソード」を創業した備海氏に、独立に至るまでのキャリアを尋ねた。
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| ▲備海宏則(びかい・ひろのり)さん 若手実力派ヘッドハンター。72年茨城県生まれ。96年慶大商卒。不動産会社経理財務部門を経て、大手総合人材会社で人材紹介業務に従事。ヘッドハンティング会社設立に参画。2005年キャリアエピソード設立、代表取締役就任。 |
Contents 1.ドラスティックなキャリア・チェンジ(本ページ)
2.
全くタイプの違う仕事に戸惑う 3.
人材紹介とヘッドハンティングの違い 4.
ハイスペック人材を扱う醍醐味 5.
経験者ゼロでスタート 6.
守備範囲が広いのが強み 7.
ヘッドハンターの情報収集法 8.
ヘッドハンターとしての成功要因 9.
なぜ独立したか? 10.
在職中にできる3つの独立準備 11.
新会社に込めた思い 12.
仕事のポリシードラスティックなキャリア・チェンジ
———不動産会社の経理財務部門から、人材紹介会社に転職したのはなぜですか?備海:新卒で入社した大手不動産会社では、経理財務部門のスタッフとして、会社の株式上場プロジェクトや有価証券報告書の作成を手掛けました。会社が「東証1部上場を果たした」こと。出来上がった数字を取りまとめたり、予算を作成する仕事よりも「数字そのものを作りたかった」こと。そして
「いつか自分で事業を手掛けたい」という思いがあり転職を決意しました。
———キャリア・コンサルタントになったのはなぜですか?備海:トム・クルーズ主演の映画「エージェント」から影響を受けました。この映画は、1人のスポーツ・エージェント(交渉代理人)が、プロスポーツ選手と強い信頼関係を築き上げながら、共に成功を目指すというストーリー。その仕事ぶりに憧れたのです。
「ビジネスパーソンにとって、スポーツ・エージェントに該当する仕事は何か?」と考えたとき、キャリア・コンサルタンやヘッドハンターといった仕事を思いついたのです。
>大幅なキャリアチェンジに戸惑う