慶應義塾中等部の特徴
慶應義塾中等部は戦後間もない1947(昭和22)年に創立。当初から男女共学としてスタートした。男子約140名、女子50名の募集(幼稚舎からの内部進学者数によって若干の募集人数が変化)。所在地は港区三田。高校での募集あり。生徒が将来円満な人格と豊かな人間性をもつ人になることを教育目標にすえ、学習、生活とも生徒の自主性や責任にゆだねる。自主自律の精神を重んじる校風。
学びの特色
学科に偏らず幅広い知識・経験を積むためのカリキュラムとなっている。英語はネイティブ教師と日本人教師とのT.T.(ティームティーチング)の時間がある。2005(平成17)年度より中2・3で始まった選択授業(週2時間)は、「三田を歩く」「書家への第一歩」「いのちの法律学」「LOGO(初歩のコンピュータ入門)」などユニークで楽しい科目が並ぶ。
大学合格実績
併設高校の進路として、2010年の卒業生735名(慶應義塾高校/男子校)のうち727名が、2009年の卒業生177名(慶應義塾女子高校/女子校)のうち、169名が慶應義塾大へ推薦入学。
入試傾向
入試は1次は4教科、報告書、2次は体育・面接(1次合格者のみ)。国語は物語と創作が出題。物語は選択式のみ。口語文法、文学史、ことわざ、元号など基礎は広範に勉強する必要がある。創作は文章を読んだうえで。福沢諭吉関連も要チェック。算数は大問8題ほか小問もあり。分量が多く計算力とスピードを要する。社会は大問6題で歴史が半分を占める。記述式もあり。福沢諭吉関連として10年度は福澤諭吉が加わった遣欧使節団についての出題。時事問題にも注意。理科は大問6題。選択式のみ。バランスとして生物が多い。時事的問題や身近な生活に目を向け、科学と結びつけて考える習慣をつけるとよい。面接は受験生のみと保護者同伴の2回。いずれも約5分。入学後の抱負など一般的な質問。