覚えると便利な照度計算
図1.住宅の照明基準総則抜粋(JISZ9110:2010)
照度=単位面積1平方メートルに入射する光束 (lm/面積)
※lm(ルーメン):光源の光の量
人間の感覚と実態のズレを最小限に抑えるために、明るさは照度=ルクス(lx)という単位で数量化しています。JIS(日本工業規格)では、空間と生活行為ごとに細かく推奨照度を規定しています。
上の表を見ると、同じ部屋でも全般照明と特定の行為で照度が区別されていますね。例えば、リビングで読書をしたい時は、300~750ルクスの照度が必要ですが、団らんだけであれば、もっと低い150~300ルクスでよいという具合です。
明るさを測定する器械が照度計です。デジタル照度計で測りたい箇所に当てると、〇〇ルクスと数字で教えてくれます。
写真2.曇り空
ちなみに、自然界の明るさを照度計で測ってみると・・・
・晴れた日中の直射光→100,000ルクス
・日中の木陰(影の輪郭線から1m内側)→10,000ルクス
・晴れた日中、室内の南窓から1m内側→3,000~5,000ルクス
・曇り空→5,000ルクス前後
・満月の月あかり→0.2ルクス
※上記の明るさは目安で、季節や時間帯などで異なります。
次のページでは、「適光適所」についてご説明しましょう。