インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

賢く素直な子に育つ 子ども部屋の照明(2ページ目)

最近イライラしやすい子が増えているのはホルモンのバランスが崩れているせいかもしれません。子供の成長にとって、睡眠と学習は欠かせません。部屋の環境を整えて健やかな成長を見守りたいものです。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

勉強とくつろぎのできる勉強部屋の照明


写真2.机上面を明るくし集中力を高める特に勉強部屋は蛍光灯の白い光で明るく、また勉強机にも白い光の明視スタンドが置かれているとしたら、仮にそれが目にとって優しい照明であったとしても、その照明で入眠前まで過ごすことが習慣づくと、子供の睡眠に良くないことになります。白い光で明るいと昼間の状況、と脳が感じ取り眠れなくなるのです。朝や昼間の光としては良いですが・・・。

入眠2時間前までは勉強で集中力を高めるために部屋の明るさの10倍くらいの照度が机上面に求められます。このような照明下で視作業が持続すると目や脳が比較的短時間で疲れるので、疲れを感じた時点で目を休めることが必要です。そして就寝前のひと時は勉強をやめ、明るさを抑えた暖かい光でくつろぐようにすることが勧められます。


写真3.入眠前は暖かい光で
睡眠時間を6時間から8時間維持することが大切ですが、睡眠時間さえ十分であれば大丈夫ではなく、眠りに入る時間帯が重要です。できるだけ早寝早起きを心がけるようにしたいものです。

万葉集にも出てくる「寝よとの鐘」と言う諺もあります。これは人々に寝る時刻であることを知らせる鐘で昔は亥の刻(午後10時頃)に打ったそうです。このくらいの時間帯に眠りにつければ理想ですが、現代の都市生活者にとって、この時間帯に就寝することは難しいことなのかも知れません。

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