インテリア照明/フロアライト・スタンドライト

スタンド器具の種類と選び方

お部屋の雰囲気を良くするのに欠かせない、スタンド器具。ただ種類が多くてどう選んでいいのかわからない場合も。今回はスタンドの種類と選び方の基準をご紹介しています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

スタンド器具とは


写真1.たこ足配線。プラグが抜けかけていても危ない。スタンド器具はコンセントから給電する照明器具です。つまり照明したいところの近くにコンセントがあれば、いつでも必要な時に選べばよく、比較的使い勝手の良い照明器具と言えます。

しかし、スタンド器具はコンセントから給電する時にコード(一般に1.5~2m長)が床面に這うため、これが見た目の邪魔になったり、生活動線で足を引っかけたりするためコードを束ねたりします。


写真2.スタンド器具の展示(ミラノサローネ2007)
また給電するコンセント口が他の電化製品に占領されて足りなく、たこ足配線をするなどといった問題がたびたび起こります。もちろんこれらの行為は勧められるものではなく、結局、新築や改築の場合は後で付け足しにといった選び方ではなく、コンセントの数や位置を含めて、初めから計画的に考えることが必要になります。

スタンドという言い方はいわゆる和製英語で、英語ではランプという言い方をします。テーブルや机の上などに置かれることが多く、置くところによってテーブルランプとかデスクランプ、フロアランプなどと言われます。

これらの器具は灯具の部分の違いによって次の4つに大別できます。

1、グローブ型
2、シェード型
3、リフレクター型
4、トーチ型

次の頁では、グローブ型スタンド器具の選び方についてご紹介しています。
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