土地活用の基本とテクニック

更新日:2008年12月15日

コンセプトを上手に図面に組み込むには?

建物を造る上で基本となる設計図面。内容を詰めていく過程と、設計図書の見方、重要性についてここでしっかりと確認しておきましょう。

図面の種類と注意点


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〈配置図〉敷地の形状・寸法・方位・建物の外形、隣地や接道状況、出入り口の位置などが示される
図面は種類も多く難しそうに見えますが、建物を造る上で重要な情報が満載です。ここではちょっと図面を見るコツを覚えてみてください。

前述しましたとおり、図面には大きく分けて基本計画・基本プランと、実施設計図とがあります。

基本計画・基本プランは、主に意匠と建物の配置、各階の平面図が描かれております。親切なところは立面図も出てきます。皆さんも見る機会が多い図面です。

※意匠とは、建築物の各部の構成、外観の状態および材質、色彩などの指示を具体的かつ詳細に示してある図面を言います。

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〈平面図〉柱や壁、開口部の位置、建具の開き勝手、階段や家具の位置、寸法が示される
〈配置図〉 敷地の中に建物全体を配置したもの。車庫、庭、避難通路などのスペースと位置、全体のバランスを考慮した建物の配置などの検討資料となります。

〈平面図〉 基本的な各階ごとの部屋の大きさがわかります。親切なところは間取り図まで出てきます。柱や壁、窓、ドアの位置などが表現されています。部屋の配置や大きさ、賃料の取れる部分と共用部分などをチェックします。

〈立面図〉 東西南北それぞれの方向から見た建物の外面が書かれています。この図面から、屋根の形、窓やバルコニーの位置と大きさなどを確認します。
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〈立面図〉東西南北4方向から見た建物の外面図。配置図や平面図が上から見た図面になっているのに対し、横から見た図面となる


次に、実施設計図についてですが、実施設計図では詳細の「基礎や構造」や「設備」「仕様」を表現しており、基本プランに基づいた図面で、実際の現場で現場監督や職人さん、設備屋さんがスケジュール管理の下、図面通りに建物を造っていきます。

構造図とは、基礎や床、柱、梁など構造計算に基づいた図面で、素人の人が見ても解りません。ご承知のように最近は耐震偽装の問題で、この部分は非常に厳しいチェックが行われるようになりましたので、今はそれほど神経質になる必要ないでしょう。

また、設備図は意外と重要です。電気設備、給排水衛生設備、空調や換気設備など細かく書いてあるので、ここは理解できるまで質問してもいいポイントです。

設備仕様書は、具体的に照明器具、キッチンやお風呂の種類や大きさなどのリストであり、建物のグレードを表す見逃せない部分ですので、必ず納得できるまで、細かく説明を受けてください。

建築請負契約は実施設計図を基に行いますので、後々のトラブルを避けるためにも、大変ですが、細かくじっくりと説明を受けてください。特に、口約束はトラブルが発生した場合、何の証拠も残ってないので書面に残してもらうようするのが基本です。

最終図面ができあがれば、いよいよ契約、そして工事へと進みます。

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