キッチン/キッチン選びの基礎知識

安全センサーつきガスコンロ法制化決定!

かねてから話題に取り上げてきた「安全センサーつきガスコンロ」の改正法令が、8月1日公布、10月1日から施行されます。猶予期間は2009年9月31日までの一年間です。

執筆者:黒田 秀雄

安全センサーつきガスコンロの法制化
2008年8月1日公布-2008年10月1日施行

キッチンガイド記事「ガスコンロの規制が変わります」でも取り上げてきた、安全センサーつきガスコンロに関する改正法令が、2008年7月29日に閣議決定され、本日2008年8月1日に公布、施行は2008年10月1日と決定しました。
その内容は、次の通りです。


「ガス事業法施行令及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令の一部を改正する政令案」について 本件の概要 製造又は輸入に当たり技術基準に適合することを要する、ガス事業法にて規定されている「ガス用品」及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律にて規定されている「液化石油ガス器具等」として、「ガスこんろ」を新たに指定する。

担当 商務流通グループ 製品安全課
公表日 平成20年7月29日(火) 発表資料名
ニュースリリースPDF
■ 「ガス事業法施行令及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令の一部を改正する政令案
■「ガス事業法施行令及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令の一部を改正する政令案」について 
要綱、本文・理由、新旧対照条文、参照条文(PDF形式:83KB)

各企業・団体の公式サイトに今回の安全センサーへの取り組みホームページがあります。そちらもぜひご覧ください。
東京ガス・Siセンサーコンロの公式サイト
東邦ガス・Siセンサーコンロの公式サイト
大阪ガス・Siセンサーコンロの公式サイト

LPガス安全委員会のオフィシャルサイト
日本ガス体エネルギー普及促進協議会
促進協議会・安心高度化ガス機器普及開発研究会のPDF資料

リンナイ・ガスコンロDELICIAシリーズ
ハーマン・ビルトインコンロ
パロマ・テーブルコンロ


東京ガスのサイトを見ると、
Siセンサーと呼ぶ安全センサーには、次の二つのセンサーと二つの消火機能があります。


■「安心センサー」
センサーが鍋底の温度を感知し、温度が上がりすぎるとガスを自動的にストップするので、発火の心配がありません。


■「立ち消え安全装置」
万が一、火が消えてしまった場合も、ガスを自動的にストップするので安心です。

■「コンロ消し忘れ消火機能」
約2時間で自動消火して万一の消し忘れをカバー。全バーナーに搭載。

■「グリル消し忘れ消火機能」
約15分で自動消火して万一の消し忘れをカバー。(両面焼きの場合)

 Siセンサーコンロ
東京ガスのコンロは全ての機種がSiセンサーコンロです。 (卓上一口コンロおよび七輪を除く)
Siセンサーコンロとは全てのバーナーに、「調理油過熱防止装置」「立ち消え安全装置」「グリル消し忘れ消火機能」が搭載されている。


今回の記事内の画像は、東京ガスの承認を得て利用させていただきました。

■なおこの法令は、2009年9月31日までの1年間の猶予期間があります。

■今回の詳細は経済産業省公式サイトの報道発表の中からご覧になれます。

(C)Aug. 2008 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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