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家庭でできる省エネ・エコの知恵

更新日:2003年10月07日

実践してる?地球にやさしい「3R」とは

リサイクルだけでなく、リユース、そしてリデュースへ。資源の再利用を目指した『3R』の考え方についてご紹介します。

文章:岡本 信子(All About「環境を考えた住まい」旧ガイド)


■□■環境問題のキーワード『3R』■□■

みなさんは『3R 』をご存じですか?『3R』とは「リサイクル(Recycle)・リユース(Reuse)・リデュース(Reduce)」をさします。

これは、環境問題を考えていく上で、ゴミと資源に関わる問題を解決する“キーワード”と言われています。

リサイクル・リユースはかなり耳にするようになりましたし、ご自身で取り組んでいらっしゃる方も多いと思いますが、「リデュースって?良くわからない・・・」という方は、まだまだ結構多いのではないのでしょうか?実は、このリデュースが、地球にもっともやさしい『R』なのです。

そこで、今回は『3R 』についての考え方を整理し、さらに「住まい」に関係ある具体的な取り組みについて簡単にお話していきたいと思います。



リサイクル(Recycle)

大半の方がご存じと思いますが、いらなくなったものを“捨ててしまう”のではなく、分類して集め“再利用する”ことです。 一般的になじみが深いのは、新聞紙・牛乳パック・PETボトル・空缶・ボロ布などのリサイクルですね。

リサイクルにも2種類あります。それは「サーマルリサイクル」と「マテリアルリサイクル」です。

「サーマルリサイクル」とは、廃棄物を「燃料」として利用する利用法です。
燃やしてしまうのですから、あまり地球にやさしい再利用法とは言えませんが、ゴミとして燃やしてしまうよりは良いことです。

「マテリアルリサイクル」とは、廃棄物を「材料」にして、別の製品を作る再利用法のことです。しかし、いらなくなったものを再利用する際にも、新しいものを作る時と同じようにエネルギーが必要となります。ものを再生するために、たくさんのエネルギーを使っていては、リサイクルの意味はなくなってしまうという問題があることも知っておきたいことです。



リユース(Reuse)

リユースとは、いらなくなったものを“捨ててしまう”のではなく、洗浄したり修理して“もう一度使うこと”です。身近なところでは、ビールやジュースなどのビンを回収し再利用する「リターナルビン」などがそうです。機能を復活させて、もう一度使用すれば、エネルギーや環境汚染は最小限になります。リユースは、リサイクルより地球にやさしいと言えるでしょう。

最近では、古着や中古品も脚光を浴び、リサイクルショップ・フリーマーケットなども活発に利用されています。余談ですが・・・言葉の意味からするとリサイクルショップは「リユースショップ」の方が正しい訳ですね。このように私たちの生活の中にも、どんどん「リユース」が推進されていると感じます。


リデュース(Reduce)

『3R』の最後は、リデュースです。これは、いらなくなったものを“捨ててしまう”こと自体を見直すことです。必要のないものは買わない、使い捨てのものなどゴミになりそうなものは使用しないなど、ものの量を“減らす”ことです。ゴミの量を減らすにはもっとも簡単で効果のある考え方です。

しかし私たちは今まで、新しいもの・便利なものをどんどん開発し、次々と生活に取り入れてきました。新しい携帯電話がでれは、まだ使えるのに新品へと買い換えたり、洋服でもバッグでも、次々に流行を追い新しいものを持つことに幸福感を感じてきました。これらと逆行する考え方である「リデュース」は、直ぐに実践するとなるとなかなか厳しいことかもしれません。

しかし、このように見ていくと、地球にもっともやさしい取り組みと言えるのが、この「リデュース」なのです。是非!少し視点を変えて、自分たちの生活に取り入れて行きましょう。


一歩すすんだ『5R』

また『3R』に「リフューズ(Refuse)」「リペア(Repair)」を加えて『5R』という考え方もあります。「リフューズ」は断る、「リペア」は修理すると言う意味です。過剰な包装や、コンビニで割り箸やスプーンを断る。壊れたものは捨てずに修理して長く使うと言ったことです。これらも、少し気にすることで実践できる『R』ですね。

では【環境を考えた住まい】という視点から、

住宅業界の『3R』についての取り組みを見ていきましょう。
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この記事の担当ガイド

写真

塩 将一

太陽光発電システムなど住宅商品の技術研究員。一級建築士として住宅設計にも携わる。

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