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家庭でできる省エネ・エコの知恵

更新日:2005年05月13日

梅雨時だけじゃダメ!湿度管理のポイント 住まいの湿度はほどほどが一番

湿度は住まいの快適度を左右します。快適な湿度とは?湿度をコントロールするには?そんな疑問にお答えします。

文章:遠藤 祐子(All About「環境を考えた住まい」旧ガイド)
「湿度」は空気質を決める三大要素(温度・湿度・清潔さ)のひとつです。快適さはもちろん、住まいの性能や品質、さらには寿命までにも影響します。これからますます湿気の多くなる季節です。湿度と住環境の関係を知り、上手にコントロールして、快適な住まいを保つポイントをご紹介します。


快適湿度のすすめ

湿度が高いとなぜ悪い?
湿度が高い=湿気が多い状態となり、誰もが「不快である」と感じます。それだけでなく、湿気は「カビ・ダニ・結露」を発生させる大きな要因なのです。結露は、住まいを傷めてしまうことにもなり兼ねませんし、カビ発生の原因にもなります。そして、カビ・ダニはアレルギーの原因にもなります。

ちなみに、カビは建材中と空気中の両方の水分を利用して増殖します。カビの発生する条件は以下の通りです。
  • 温度20~35℃・湿度60%以上で栄養源となる汚れ等があるところで発生
  • 湿度75%から100%の範囲内だとさらに増殖
  • 湿度が55%になると発生は抑制される
  • 温度が36℃以上、10℃以下になると発生は鈍る


  • ダニもカビと似ています。20~35℃が活動温度。35℃以上で生育ができなくなります。また、湿度が55%以下になるとぐんと死亡率が高くなります。このように、湿度が高いとカビやダニの発生・活動が盛んになります。

    湿度が低いとなぜ悪い?
    しかし、湿度は低すぎてもダメなのです。例えば、冬は暖房中の部屋の湿度が低くなり乾燥します。すると、寒い他の部屋や窓に湿気が流れ、結露が発生し、カビの原因となります。

    また、ウイルスは低温・低湿度を好むため、湿度が低すぎると活動が活発になってしまいます。さらに、のどを傷めたり、のどの保護作用が低下するため、カゼのウイルスが体内に侵入しやすくなります。この他にも、静電気も発生しやすくなるなど、不快な現象も引き起こすのです。

    このように、湿度は高すぎても低すぎてもダメ。湿度は「適切に調整すること」が重要なのです。

    ところで「湿度」とは何なのでしょう?次ページでは、湿度について触れていきます。


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    この記事の担当ガイド

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    塩 将一

    太陽光発電システムなど住宅商品の技術研究員。一級建築士として住宅設計にも携わる。

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