文章:遠藤 祐子(All About「環境を考えた住まい」旧ガイド)
今まで、太陽光発電の仕組み・設置費用・メンテナンスなど、太陽光発電について取り上げてきましたが、皆さんがもっとも気になるのは、
太陽光発電を採用した後の結果ではないでしょうか?そこで今回は、実際に太陽光発電を取り入れた入居宅の方々に行った、アンケート結果をご紹介したいと思います。
4回目となる今回の調査は、2003年10月から2004年9月にセキスイハイムで太陽光発電システムを採用した、3367世帯のご家庭から「電力の年間使用状況・生活や意識の実態」についてお聞きしています。では早速、その興味深い結果をご覧下さい。
気になる光熱費は、平均・月額4,340円!
まずは、一番の関心事
「光熱費」です。電力会社から買った電気代から太陽光発電にて売った電気代を差し引いた結果で、年間の光熱費の平均を出しています。その結果...
となりました。詳しく数値を見ていきますと、調査対象世帯が実際に支払った年間光熱費は
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買電代【121,771円】-売電代【69,696円】=【52,075円】 |
となり、この価格を1ヶ月平均に換算した結果が、平均の月額【4,340円】となります。ちなみに、同時期に調べた一般的な戸建住宅の年間光熱費は、平均218,679円。この価格と比較すると年間166,604円、月額では13,884円削減されたことになります。
また以下の表をご覧下さい。この年間光熱費は、過去3回の調査と比べてみると、2年の間に約2万円の減少となっています。
| 太陽光発電システム搭載住宅の光熱費 |
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| 資料提供:セキスイハイム |
これは、太陽光発電システム(PV)平均搭載容量の拡大、省エネ機器の高性能化が、ひとつの要因と思われます。
光熱費ゼロ達成は、664世帯中242世帯!
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| 太陽光発電で光熱費ゼロを達成している世帯はどれくらい...? |
では、光熱費ゼロを達成している世帯は、どれくらい居たのでしょうか?調査対象となった世帯のうち、光熱費ゼロが可能と試算されている『4.5kW以上の太陽光発電システム搭載した世帯』は664世帯。この内、242世帯(36.4%)が光熱費ゼロ以下となりました。
この664世帯の光熱費平均は【年間20,445円/月額1,704円】となっています。また、光熱費がゼロでなくても、年間1~2万円未満という、ゼロに極めて近い層も多く、年間光熱費が2万円未満の世帯は、全体で55%に達しました。この方達は、省エネ家電の買い替えや省エネ意識の向上など、少しの工夫でゼロ達成となりそうです。
では続きまして、次ページでは、生活や意識の実態についてご紹介します。