まずは「ゴミを増やさない!」意識から
有料化でまず一番に変わる意識は、単純に
「ゴミを増やさない」という意識。ゴミが増えればそれだけ費用がかかる訳ですから、実に明確な行動です。
過剰包装を断ることから始まり、道端で配るチラシや店でもらえる景品なども、必要でないものには手を出さなくなったり、観光地やテーマパークへ出かけた際にもらうパンフレットなども、窓口で入園人数分差し出されても、必要な分だけ取るようになるとのこと。
これらは「ゴミを減らしたい」と言う気持ちから発生した行動ですが、必要ではないモノを持ち帰っては、使わず捨ててしまっていた今までより、ぐっとエコな行動になっていますよね。些細なことですが、こんな意識の変化で、自然と環境配慮につながっていくのは、良いことではないでしょうか。
ゴミと資源ゴミの見極めが肝心!
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箱ティッシュやアイスクリームの外箱もきちんと分解して資源ゴミに! |
次に、捨ててしまう“可燃ゴミ”と再利用する“資源ゴミ”の見極めにも意識が働くようになります。今まで可燃ゴミとしてゴミ箱にポイッと捨てていたものも「ちょっと待てよ?」と見直す気持ちが芽生えると言います。実は、紙ゴミは、
可燃ゴミにしてしまえば有料ですが、古紙・雑紙としてきちんと分類すれば、
資源ゴミになり無料で回収してくれるのです。
資源ゴミとなる古紙は新聞紙や雑誌だけではありません。箱ティッシュやお菓子の紙箱なども、ビニール部分やホチキスなどを外せば、資源ゴミとなるのです。もちろん、日々送られてくるダイレクトメールや新聞の折込みチラシも該当。名刺サイズより大きい紙は、全てリサイクルできる資源ゴミに該当するため、
紙ゴミを古紙として分類する努力をするようになるそうです。
このように、有料化がきっかけでゴミ分別に対する意識が変わった結果、先の報告にもあるように、古紙の回収量が増えているのだと思われます。有料化は、リサイクルにも一役買っているようですね。
スーパーのレジ袋が“ゴミ袋”から“ゴミ”になる!
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スーパーマーケットのレジ袋はたまる一方。買い物をする時はマイバック持参で、レジ袋断ろうと言う気分になるものです。 |
さらに、買い物のマイバッグにも波及効果があるようです。環境のためにも買い物にはマイバッグ持参が良いと解っていても、なかなか実践できていない人も多いのではないでしょうか?
ゴミ有料化になる前、この地域ではスーパーで貰うレジ袋がゴミ袋として利用できていたため、レジ袋を断るという必要性も低かったようです。しかし、今回の有料化にともない、ゴミ袋として利用できなくなったレジ袋は、使い道が減ってしまい貯まる一方に。そして、結局は捨てるだけのゴミとなってしまうのです。こうなると、意識が変わるもの。
ゴミとして捨ててしまうだけのレジ袋を毎回使うことは、さすがに罪悪感がでてきます。また、ゴミが増えればそれだけ家計の出費にもつながる訳です。こんな二重のマイナス要素があれば、マイバックを持参する行動につながりやすいと感じます。
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またこの他にも「モノを簡単に捨てずに大事に使う」「新しいモノを買う時もう一度必要か考える」など、普段の行動にも変化がでてくるとのこと。このような話を聞くと、ゴミの有料化は環境配慮に良い影響を出しているのだと感じます。
住民に経済的な負担が増える『ゴミの有料化』は、一概に良いとは言い切れないかもしれません。しかしこれがきっかけとなり、ゴミに対する意識が変わり、結果として「リサイクルや無駄を無くす行動ができるようになる」のであれば、ゴミの有料化も悪くはないと思いませんか。
【参考サイト】狛江市・ごみ半減新聞