文章:遠藤 祐子(All About「環境を考えた住まい」旧ガイド)
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ゴミが有料になると本当にゴミは減るのでしょうか? |
家庭ゴミの有料化が進んでいますが、みなさんの地域ではいかがでしょうか?日本全国では、比較的人口の少ない地域から有料化が進み、2002年には約8割の自治体で有料化が実行されたそうです。そして最近は、大都市圏でも有料化が進んでいるのが現状です。
ゴミを有料にすることで、本当にゴミの削減が達成できるのか?また、捨てる側の意識にどのような変化があるのか、ゴミ有料化の地域にお住まいの方にお聞きした話を参考にご紹介します。
ゴミ有料化で本当にゴミは減った!
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平成17年10月~12月と前年同月の比較(参考:狛江市ゴミ排出量) |
東京都の狛江市では、平成17年10月からゴミの有料化がスタート。1年経過した現在、ゴミの削減は順調に進んでいるとのこと。自治体の広報では、有料化スタート後の3ヶ月間と、無料収集をしていた前年同月を比べると、不燃ゴミの排出量はで
約65~70%に減少、可燃ゴミは
75~80%に減少したという結果が報告されました。一方、
資源回収量がアップ。特に古紙は20%前後の増加となったそうです。
しかし、すでに数年前から有料化となっている自治体では「有料化直後はゴミが削減されるが、有料に慣れるに従い、横ばいまたは増加に転ずる傾向がある」という報告もされています。今後、ゴミの量がどのように推移するのかも、見守る必要がありそうですが、現段階ではゴミの有料化により、ゴミ削減およびリサイクルの推進に効果があることが伺える結果となっています。
では、実際に捨てる側の住民には、どの程度の負担が増え、どのような変化があったのでしょうか?
ゴミ有料化で目覚めるゴミへの意識
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有料のゴミ袋。色により不燃と可燃を識別しています。 |
ゴミ有料化のシステムとして代表的な方法は、
ゴミ袋を有料にすること。指定のゴミ袋を購入することで、ゴミ捨ての費用を回収する仕組みになっています。指定のゴミ袋で出さないと回収をしてくれませんので、ゴミを出す場合は、必ず費用を負担することになります。この地域でも、ゴミ袋の有料販売という形でスタートしました。
ちなみに、ゴミ袋サイズは5L・10L・20L・40Lと4サイズ展開。可燃ゴミ用と不燃ゴミ用で色が異なります。
価格は【1Lにつき2円】と容量に比例して設定されています。一般的なスーパーの中サイズ袋に匹敵する容量(20L)は10枚400円ですから、1枚40円の費用負担ということになります。
※これはこの自治体の例です。各自治体によ価格・方法は様々ですので、お住まいのエリアについては、各自治体にお問い合わせ下さい。
初めて有料ゴミ袋を買う時に、どの程度のサイズが必要になるのか見当がつきにくいものですが、リットル数表記の袋を使うことで、自分が1週間にどのくらいゴミを出すのかを知る良いきっかけになります。例えば「休日は10Lで済むけれど、平日の2回は20L必要」とか「外食をするとゴミが減る」など、感覚でなく実感として把握できると言います。
さらに、週3回の回収日で20L袋2枚と10L袋1枚を使用すれば「ゴミ代は100円」と金額に置き換えられます。ちょっとゲンキンかもしれませんが、やはり家計に直結するため、ゴミ削減への意識が自然と高まるそうです。
では、次ページで具体的な意識の変化についてご紹介します。