文章:遠藤 祐子(All About「環境を考えた住まい」旧ガイド)
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| 老後の理想の家・暮らし方とは?全国の55~65歳の男女500名を対象におうかがいしました。 |
この度、住環境研究所にて
「老後の住まい」に関するアンケートを実施しました。今回のアンケートは、全国の55~65歳の男女500名を対象に行い
「住まい選択で重視すること・理想の住まい・現在の不安な点・理想の暮らし」など様々な角度から、老後の住まいについて答えて頂きました。
アンケートの結果から、老後への対策も見えて来ます。では、調査結果をご覧下さい。
その1:住宅内での移動に不安がない住まい
~ワンフロアーに高い関心
まず最初に
『老後の住まいを選ぶ際、どんなことを重視するか』についておうかがいしました。その結果、以下のように「利便性が良い場所」「同一階(ワンフロアー)で生活できる」「日当たりが良い」「通風が良い」「階段の上下移動がない」が上位5つとなりました。
| 『老後の住まいを選ぶ際、どんなことを重視するか』 |
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資料提供:住環境研究所
※グラフをクリックすると大きくなります |
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『同一フロアについての関心』
資料提供:住環境研究所 |
特に、この中の
『同一フロアについての関心』については、「大いに関心・やや関心あり」を合計すると、実に69%・
約7割の人が関心を持っていました。老後は、誰もが上下の移動が無い生活がしたいと思っていることが伺えます。ちなみに、男女別では、女性の方がより高い関心を示していました。ワンフロアーニーズは、家事全般を引き受ける女性の方が、より切実と言うことでしょうね。
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『老後の理想の住まい』
資料提供:住環境研究所 |
次に
『老後の理想の住まい』についてはどのような形態を望んでいるか、おうかがいしました。右が結果となりますが、ご覧の通り、平屋とマンションが拮抗しています。現在もっともポピュラーな2階建ての戸建ては意外に不評なようです。
平屋を選んだ人は「庭を楽しむ・コンパクトで効率の良い間取り」などをメリットとして上げているのに対し、マンションを選んだ人は「カギ1つで外出・利便性・維持管理・眺めや眺望・気密断熱性」などをメリットとして上げていました。さらに、これを男女別で比べて見ましょう。
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『老後の理想の住まい』男女別
資料提供:住環境研究所 |
ご覧の通り、男性は平屋派43.3%(女性38.0%)が多く、女性はマンション派50.5%(男性31.0%)が多いのが特徴的です。防犯や住まいの管理を優先させるマンション派に女性が多いのは、女性の方が現実的だということの表れでしょうか。
子ども達を育てている間は、部屋数の確保が必要なため、2階建てを選択するのが一般的です。しかし、老後は階段の上り下りが負担になり、ワンフロアーでの生活が理想となります。このように、ライフステージにより「理想の住まい」は変化しますので、老後に備えた準備も心がけたいものです。
【参考記事】
住み心地のよさをキープする家づくりのコツ
次は、現在の住まいに対しての不安・心配です。