提供:セキスイハイム

省エネ・エコ住宅とは?

更新日:2007年12月21日

風邪を引きにくい家、3つの条件

風邪が流行る季節となりました。風邪の予防には、うがいや手洗いだけでなく、住まい側でも有効な対策がありますので、ご紹介しましょう。

『温度差』が免疫力を下げる!?

さらに関係してくるのが『温度差』です。風邪ウィルスに負けないためには免疫力が必要です。風邪をひいた時に熱が出るのは、体温を上げて免疫力をあげていると言われていますが、逆も真なり。体温が下がると、細菌に対する抵抗力も下がるのです。このように、免疫力に大きな影響を与える要素のひつとが『体温』です。そして、この体温に影響を与えるのが『温度差』なのです。

上下温度差と皮膚温の変化
上下温度差と皮膚温の変化
参考資料:セキスイハイム
右のグラフをご覧下さい。これは、上下温度差のない室内(室温22℃)から、上下温度差がある(床の温度が室温と違う)部屋へ移動したときの、皮膚温の変化を表したものです。上下温度差2℃では、皮膚温はほぼ一定ですが、2℃以上下がると、皮膚温も大きく下がり出すのがおわかり頂けるでしょう。このように、床の温度が室温より低く、その温度差(上下温度差)が大きいと、足元が冷えて体温が低下しやすくなります。ちなみに、床の温度が高ければ、皮膚温が上がるため、より快適であることが伺えます。

これは、部屋間の温度差(水平温度差)も同様で、住宅の中に寒い部分があると、そこへ移動した時に体温が低下することにつながります。

体温が低下すれば抵抗力も下がるため、風邪をひきやすくなります。つまり、温度差が大きい住宅は温度差の少ない住宅より、風邪をひきやすくなると言えるのです。そこで、風邪をひきにくい環境にするためには、できるだけ住宅内の温度差を無くすことが重要となります。そのためには「高気密・高断熱の住宅であること」「温度差が少ない全館暖房が実現できること」などが理想と言えるでしょう。

温度差の少ない快適な暖房については、当サイトでも何度かご紹介してきましたので、以下の記事を参考にして下さい。
【関連記事】満足度は約9割!理想の暖房システムとは?

* * * * *

以上のように、住宅側では『換気』『加湿』『温度』を適切に管理することで、風邪ウィルスの活性化を抑え、さらに免疫力が低下しにくい環境をつくることが可能です。食事による免疫力アップや運動による体力アップと同様に、室内の環境も整えて、風邪ウィルスに負けない快適な生活を送って下さい。

【参考記事】
 冷え性で困る!どんな暖房にしたらいい?
 快適室内環境の鍵は3つの温度差
 温度計・湿度計は、快適生活の鍵!


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この記事の担当ガイド

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塩 将一

太陽光発電システムなど住宅商品の技術研究員。一級建築士として住宅設計にも携わる。

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