マンション管理・買い替え・売却関連情報

更新日:2003年12月24日

税制改正で特例創設?家を売った時の赤字を繰越せます 2004年からの譲渡損失繰越控除

与党税制改正大綱が発表されました。家を売って損がでたときの特例「譲渡損失繰越控除」が拡大、緩和される見通しです。家の買い換えをお考えの方には朗報ですが、不動産投資家にはびっくりする増税が現れました。

最後に、これは家の買い換えとは直接関係ありませんが、すごい増税策も織り込まれました。それは、個人が所有している値下がり不動産の売却損が他の所得と通算できなくなることです。原文を掲載します。

「土地、建物等の長期譲渡所得の金額または短期譲渡所得の金額の計算上生じた損失の金額については、土地、建物等の譲渡による所得以外の所得との通算および翌年以降の繰越を認めない。」

問題となる物件は、含み損のある塩漬けの不動産、値下がりした投資用不動産、値下がりしたワンルームマンションなどでしょう。まだ、詳細は不明ですが、今まで認められていたことが来年から否認されることですので、気をつけないと大誤算となります。ただし、住宅と別荘の場合には、別の話となります。

住宅の場合は、前半でご説明したとおりで、特定の居住用財産に該当することで、特典は大きくなりました。
一方、別荘の場合には、従来より他の所得との通算や繰越は認められていませんでした。「ぜいたく品」というくくり方で、損失をつぐなう道はもともと封じられていました。

いずれの情報も、今後の国会審議により決定されますことをご了承ください。

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千葉 由里

不動産実務や住宅メディア(マンション・戸建・注文住宅・リフォーム)の編集長を経験し、自らも不動産取引…

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