ニュースなどでも話題のゼロ金利解除。マンション販売会社によるアンケート調査でも、金利の先高感から8割が購入を急いだとのこと。確かに長期プライムレートの上昇でフラット35は上昇するといわれているけど、銀行をはじめとする民間ローンは果たしてどうなのでしょうか。あと、選ぶ物件によっては、駆け込み購入の意味が無いことも・・・。今回の特集ではそのあたりをじっくり検証します。
過去1年以内の購入者の8割が購入を急いだ
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| ゼロ金利の影響は購入時の担当営業だけでなく、自分でも調べてみよう |
最近1年以内にマンションや一戸建て住宅を購入した人の8割が、金利や地価の上昇を見込んで購入を急いだことが、マンション販売・仲介会社の長谷工アーベスト(東京都港区)の調査で明らかになったそうです。
※調査は今年6月、アンケートにより首都圏に住む20代後半から70代までの2519人を対象に実施したものまた、現在購入を検討している人の多くも金利・地価の先高観を強く持っており、購入前倒しの動きは今後も続きそうな状況とのこと。
ちなみに、最近1年以内に住宅を購入した192人に「金利・地価の上昇傾向を考えて、なるべく早く購入したか」と聞いたところ、81%が「購入を急いだ」と答えたとのことです。しかも、購入を急いだ人の88%が「金利は徐々に上昇する」と回答。住宅ローン金利の先高観が大きく影響したことが覗える結果といえるでしょう。
一方、現在購入を検討している人の74%も金利に先高観を持ち、53%が地価上昇を見込んでいるとのこと。
同社では「日銀のゼロ金利政策解除の心理的な影響も出てくるとみられ、駆け込み需要はさらに広がる可能性が高い」と予測しています。なお、
ゼロ金利政策解説はこちらの記事を参照下さい。
実際に影響はどうなの?住宅ローン金利は上がるの?
金利が上がる!という先高感のみが、各種メディアをにぎわせていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
毎月月初に銀行の住宅ローン金利の見直しが行われていますが、じゃあ来月から上昇するの?というところでいうと、恐らくしないだろうというのが大方の予想です。
フラット35に関しては、長期プライムレートに連動するため、上昇が予想されますが、短期プライムレートに関しては上昇していないため、変動型金利の住宅ローンに関して、銀行としては現状と同じ金利で十分利ざやを稼げる状況にあるからです。
なので、結論でいうとフラット35は上昇、銀行ローンの変動型の金利上昇はまだ足踏み状態で不透明、直近で上がることはまずない、といったところでしょうか。
フラット35での借り入れを考えているなら、急ぐ価値はあるかもしれませんが、ここは情報に踊らされて、駆け込むのではなく、じっくり腰を据えて考えてみるのが得策といえるでしょう。
物件選びに関しては
次のページで解説します。