前回も述べたように、買い替え時には当座の住居問題に直面する場合があり得ます。タイミング良く、新たな家の引渡しと、売却する家の引渡しを同時にできればよいですが、なかなかそううまくはいかないもの。とはいえ、賃貸物件を新たに借りるとなると、予め賃料の約6カ月分の用意が必要となるといわれています。
そんなときに生活を一時的に変化させるちょっとした贅沢として提案したいのが短期滞在型の住居である、いわゆるサービスアパートメントの活用です。買い替え時の見学や、引渡しから新たな家への引越しまでの間、敷金や礼金などがかからず手軽に利用できるので、特にシングルやディンクスの世帯には向いているといえるでしょう。
では、サービスアパートメントって実際にどのようなものなのでしょうか?そして買い替え時には、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?今回は実在する六本木のサービスアパートメントのレポートを含め2回にわたってお伝えします。
サービスアパートメントって?
 |
| サービスアパートメントは一般に、ホテルのコンシェルジェサービスもある住居 |
サービスアパートメントとは賃貸マンションとは異なり、一般的には敷金・礼金・仲介手数料が不要(ただし、契約期間に応じて敷金を必要とされるケースもあり)で、家具や家電を完備し、かつホテルのコンシェルジェサービスが受けられ、一般のホテルと比べて部屋が広めで、中期・短期滞在にはホテルより割安となる住まいのことをいい、そのほとんどは東京都心部に存在します。
一般的に、入居期間は週間単位から月単位など設定されており、家賃はその期間に応じて、週または月単位の支払いとなっている場合が多く、ホテルのように光熱費・水道料金・CATV視聴料・ルームクリーニング(週1回)・リネン交換(週1回)・インターネット使用料などを含む設定になっています。
次のページでは、実際にサービスアパートメントを利用するメリットを具体的に紹介します。