今回からシリーズで、こんな時代の住宅購入をどう考える?と題して、最近にわかに脚光を浴び始めている中古住宅の昨今の状況と今後の展望について、新築マンションの状況を交えお伝えしたいと思います。
大幅供給減などが招いた新築神話の崩壊
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| 新築分譲が減り続ける一方で、中古流通件数は大幅増加 |
新築神話とも言われ、購入者の意識は「買うなら新築」と、これまで首都圏では主に新築分譲マンションが活況でした。
ところが昨年秋の「リーマン・ショック」以降の不況と、価格高騰が追い討ちをかけ、新築戸建て、分譲マンションなどを中心に手がけてきた不動産会社などの倒産が相次ぎ、その構図にも徐々に変化が見られるようになりました。
東京都の中古マンション流通はなんと37.9%の上昇
不動産調査会社の東京カンテイによると2008年の首都圏の中古マンションの流通件数は前年比28.6%増の23万5千件。東京都は37.9%増の11万6千件でした。
この背景には、もちろん不況による新築住宅の大幅な供給減少がひとつの要因としてあるといえるでしょう。
不動産経済研究所の調査によると、全国主要都市の2008年の新築マンションの発売戸数は前年比26.7%減の9万8千戸。これは過去2番目の下げ幅で、16年ぶりに10万戸を割り込みました。
ちなみに同研究所では、2009年のマンション発売戸数は全国で約9万6,000戸と、さらに2.1%減少すると見込んでいるとのことです。
ほかにも考えられる要因はあるのでしょうか?引き続き
次のページで解説します。