最近にわかに脚光を浴び始めている中古住宅についてのシリーズ3回目。中古住宅の中でも比較的注目度の高い物件の特徴について解説します。
各社が競ってマンションを進化させたマンションブーム時代の物件
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| マンションの質の向上とライフスタイルのテーマ性でより一層進化 |
マンションブームといわれた2000年以降2005年頃までは、法人によるバブル以降の不良資産の処分や寮・社宅などのリストラが加速し、好立地にまとまった土地がリーズナブルに放出された時代です。
法人が、各関連不動産会社などに安値で売却することも多く、不動産各社は構造的に、建物に関してある程度コストをかけても利益が上げられる状態にありました。しかも、不動産各社が揃ってこのような好立地に物件を持っていたため、ユーザーに対する商品の差別化の必要性から、各不動産会社はこぞって商品企画に力を入れた時代でもあり、この時に新築マンションは格段に進化したといえるでしょう。
構造でいえば、室内に梁が出ず、空間がすっきりする外梁りや逆梁り、建物の長寿命化に向けた100年コンクリート、長寿命化とともに光熱費もカットできる外断熱、窓が大きく取れ開放的な空間ができるハイサッシ、メンテナンスや設備の更新がしやすいスケルトンインフィルなどが数多く登場しました。
また、内装でいえば、自分仕様に空間をいちから作り上げるオーダーメイド、選べる幅が大きく自由度の高いセレクトプラン、デザイナーや人気インテリアショップとのコラボレーションなどもあり、そのうえ性能評価制度も導入され、品質面での「見える化」が進んだのもちょうどこの時期です。
自分のライフスタイルで選べるテーマ性をもったマンションが続々登場
住む人のライフスタイルを想定した、マンションとしてのテーマ性も強化され、たとえば子育て中の母親と子供が孤独に陥ることなくマンション内で交流できるキッズスペースなどを内外にふんだんに取り入れた「子育てマンション」や、家事をしやすいよう収納やインナーバルコニーなど随所に工夫を凝らしたマンションや、シングル女性など独身者が、仕事にプライベートに生活を謳歌できるよう、駅近、都心、セキュリティの向上、狭くてもスペースを有効活用できるように工夫されたいわゆるコンパクトマンションなども登場しました。
また、ガーデニングがしやすいバルコニー、温泉やスポーツジム、シアタールーム、キッチンスタジオなどマンション内で余暇の充実が図れる工夫がどんどん取り入れられもしました。
これらの特徴は、もちろん大きく広告文句として謳われ、ユーザーは自分たちの志向性に合わせ、豊富で個性に富んだ良質な物件の中から選択することができました。
築浅物件のほか注目度が高いのは、スケルトン状態からのフルリノベーション物件です。引き続き
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