CG・画像加工/おすすめ画像編集・加工ソフトレビュー

ペイントじゃないみたい Windows 7 ペイント(5ページ目)

「これって”ペイント”じゃないみたい!」。Windows 7のペイントは多彩なブラシと、図形にもブラシ質感が付けられるなど、これまで以上に柔らかい表現が可能に。新ペイントの注目点と不満な点をあげています。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

なんとかして!「透明の選択」と「塗りつぶし」

ペイントで誰もがつまずくポイントが「透明の選択」でしょう。

画像にほかの画像を貼り付けるときに、「塗りつぶし」に設定した色の部分を透明にして貼り付けるという方式です(わかりづらい…!)。これはペイント特有のものだと思うのですが、今回のペイントではますますわかりづらくなっている気がします。

この「透明の選択」は、以前のバージョンでは「背景色を透明にする」と呼ばれるものでした。
XPやVista ではツールボックスの下にあったのですが、今回はリボンの「選択」をクリックしてからでないと「透明の選択」が選べません。


XPとVistaの「背景色を透明にする」と、Windows 7の「透明の選択」は、実は同じもの。

この不便さに加えて、「背景色」の名称が「塗りつぶし」の名称に変わったことで、たとえば線で囲んだ中に色を流し込みたいのに、「塗りつぶし」に設定した色ではなく「ストローク」の色で塗りつぶされた! といったことが起きてしまいます。実際私は何度もひっかかってしまい、やられたーという感じです。

ペイントはこの「背景色」と「透明」の組みあわせがとてもユニークで、作品を作り上げていく上では不可欠なものなので、ぜひ「塗りつぶし」の名称と「透明の選択」ツールとの関連がもっとわかりやすいものであればと願います。


「透明の選択」を使いこなすと合成も楽しくなり、いろいろな作品作りにつながります。


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