住宅展示場・モデルハウス/住宅展示場・モデルハウスの見方

営業マンも驚く「夏休み展示場攻略法」(上)

夏休み、どこに行こうか迷ったら冷房完備の展示場に行ってみよう。「豪華すぎて行きにくい」「営業マンに振り回される」とためらう人へ、元展示場アドバイザーが営業マンも驚く奥の手についてアドバイス!

河名 紀子

執筆者:河名 紀子

家づくりトレンド情報ガイド

ネットイメージ
ネットで膨大な情報が入る時代だからこそ、自分の目でリアルを確かめられる「見学」が見直されている?
マイホーム計画、何から始めたらいい? 土地探しもあるし、資金やローンも決めなきゃいけないし、ハウスメーカーや依頼先選び、間取りやプランはどうする……? そんなふうにアレコレ考えると、少々パニック状態になるのも無理ありません。「こんな状態で展示場に足を運ぶと、余計に情報に振り回される」「展示場に行くのは、家族の意見がまとまってから」という考え方が最近の主流になっているのも事実です。

でも別の視点から見れば、ネットや雑誌で集めた莫大な情報を前にして途方にくれてしまうならば、いっそ体を使って展示場に行ってみると風穴が開くのでは? そんなアドバイスをする元大手ハウスメーカー展示場アドバイザーのAさん。通算十数年にわたり展示場の中からお客様と接してきた彼女が「まずは展示場見学」を勧める理由は?

ネット時代の展示場の使いこなし方とは?

混乱イメージ
ネットや雑誌というバーチャル情報で混乱してしまうなら、「まずは展示場に行こう!」
「私は、お客様が展示場に行って混乱していただくのは大いに結構だと思います。混乱するのは、それだけたくさんのリアルな知識が入り、自分にふさわしい候補を探そうとしている証拠。ネットや雑誌というバーチャルで情報を得るばかりでなく、まずは場数を踏んで目を肥やさなければ、自分たちが本当に求めているものが見えてこないと思います」

「混乱しながらリアルな建物に五感で触れる中で、印象に残った住宅企業を何社か絞って書きとめておき、再度家族で話し合いをして、再度見学に足を運んで考えをまとめていってください。最新の情報を懸命に収集しているお客様のほうが、営業マンより多く知っていることもあります。逆に『あそこのメーカーのああいった部分をぜひ取り入れてもらいたい』」と提案していただいてもいいのですよ。それは住宅企業にとっても非常に勉強になる機会なのですから」

展示場イメージ
「住宅展示場に行って多くの実物を見て混乱するのは結構なこと!」と断言するAさん
「これだけ速いスピードで時代とともに進化している昨今の住宅事情です。その最先端の動きを1カ所に並べて網羅的に見ることのできる展示場は、やはり活用しない手はありません。展示場はリアルな出会いの場。あーでもない・こーでもないとパソコンの前で思い悩んでいたことが、実際に見て聞いて触れてみると案外、簡単に解決できることもあるのでは?」とAさん。なるほど! ではそんな彼女に、「モデルハウスの中に居た人間だったからこそ分かる見学アドバイス」を披露してもらいましょう。

まず、どのモデルから入る?

展示場イメージ
豪邸が建ち並ぶ展示場。でも中に入ると別世界が待っている……?
立ち並ぶ豪邸モデルハウスに圧倒されて、どれから入ったらいいのやら。「まずは端から順番に…もいいのですが、全棟見終わるには、かなりの時間がかかります。そこで月並みな答えですが、まず1軒目はインスピレーションや外観デザインで、一番気に入ったモデルから入ってください。一生の長い付き合いになるかもしれないメーカーです。インスピレーションや第一印象というものは意外にあたりますし、後々まで残りやすいもの。今後いろいろなメーカーと比較していく際、初めに気に入ったモデルを軸に比較していけば混乱も少なくなるのではないでしょうか」

「そして2軒目は、展示場初心者の方であれば、ある程度知名度の高いメーカーの見学をお勧めします。売れているにはワケがある。それを知るためです。どのメーカーがどのくらいの売上規模で、なぜ売れているのか、何に特徴があるのか、専門誌やWEBなどでチェックしておくとよいでしょう」

次は早速モデルハウスの中に入って、どの部屋をどの視点で見たらいいか聞いてみましょう。
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