直線・曲がり階段も取付可能な『固定型階段昇降機』
『固定型(いす式)階段昇降機』は、通常の住宅であればほとんど設置可能なので、新築はもちろんリフォームでも対応できます。ただし、階段の幅や傾斜角度などは確認が必要な場合も。商品としては、直線階段だけでなく曲がり階段でも対応できます。また、防水性や耐久性の向上により、屋外階段の設置できる製品もあります。
駆動の方法は直線階段はチェーンスプロケット式、曲がり階段はバッテリー充電式のラック・ピニオン式が主流。ラック・ピニオン式が普及したので、曲線階段の外周側だけでなく内周側にレールを取り付けることができるようになり、さまざまな階段形状に設置することが可能になりました。操作は椅子の肘掛につけられたスイッチで行うか、階段の上下階の壁面のスイッチを介助者が操作します。
使い勝手もアップ、カラーバリエーションも増加
最近の商品を見てみると、日本人の体型にあったサイズになっており、座面の高さ調整もでき使いやすさも向上しているようです。また、乗り降りしやすいように座面が回転する商品もでています。使用しないときは、座面を折りたたんでおけるものもあります。
安全面でも、座らないと動かない機能、障害物を感知して即時停止する機能、安全ベルトの設置など各社工夫が見られます。また、椅子部分のカラーバリエーションやデザインも増え、インテリアに合わせて選ぶこともできるようになりました。価格は、メーカー、商品、階段形状、工事費を含む含まないで異なりますが、だいたい70万円前後~150万円程度。ランニングコストとして、電気代がおおよそ100円弱/月程度。バッテリー交換が必要な機種は、1~2年に一度ぐらいの交換をみておきましょう。
商品を選ぶ際は、使用する人の使いやすさ、座った姿勢が安定するかどうか、などを確認が必要です。最近はショールームなどで展示されているので、実際に使い勝手をチェックすることをオススメします。また、故障の場合のメンテナンスやサービス体制の確認も忘れずに確認しておきましょう。自治体によっては住宅改造費などの助成制度があるので確認を。
【参考資料】福祉住環境コーディネーター検定テキスト 東京商工会議所【関連情報】ホームエレベーター・階段昇降機などユニバーサルデザイン商品メーカー情報ホームエレベーターの基礎知識--- コレだけはチェックしておきたい! 設備・建材選びの基礎知識 ---
【1】キッチンの選び方
【2】バス・サニタリーの選び方
【3】床・壁・天井材の選び方
【4】屋根・外壁・窓・エクステリアの選び方
【5】冷暖房・空調の選び方
【6】その他(照明・エレベーター…)の設備の選び方
【7】輸入設備・建材の選び方
【8】設備全般・基礎知識・ショールーム活用術
【9】リフォーム基礎知識
【10】メンテナンス・お掃除術
-----------------------------------