「近隣が迫っているし、土地は狭いし……。でも、明るいリビングが欲しいので、2階にプラン」「2階からの眺めが最高だし、プライバシーも守られそうだから」「3階建て住宅なので、家族が集まりやすい2階がリビング」などなど。最近は、2階にリビング・ダイニング・
キッチンを配置したプランのお宅も多くみられるようになりました。「2階リビング」というコトバも一般的になってきているようです。
今回は「2階リビング」とした場合のプランニングのアイデアや工夫、あると便利な設備や建材をみていきましょう。
「2階リビング」のメリット・デメリットは?
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| 高い位置に窓を設け、十分な明るさを確保することも可能 [デュオPG(施工例) 台形FIX窓・上げ下げ窓DH 外観、内観オータム] トステム |
まず、1階ではなく2階にリビングをプランニングした場合のメリット・デメリットからみてみましょう。
もちろん、周辺環境や敷地条件、住まい全体のプランニングによりますので、一概には言えませんが、一般的に、日当たりが良く、明るいリビングとなること、豊かな
採光を確保できることが挙げられるでしょう。ある程度の天井高もとることができ、ゆとりを感じることができるのも魅力のひとつ。環境にもよりますが、1階に比べ開放感ある眺望も得られるでしょうし、道行く人や近隣等からのプライバシーの確保も可能、というメリットがあります。
一方、デメリットは、1階玄関での対応が億劫になること、日々のゴミ出しが面倒になること。また、2階にいる時間が長くなりがちなので、1階の戸閉まり等
防犯面の不安があることなどが挙げられます。1階に子供部屋がある場合、子供が玄関から自分の部屋へ直接行ってしまうことに対する心配であったり、高齢になったときの上り下りが不安、などという声も。
当り前のことですが、それぞれに一長一短があるので、周辺環境や敷地条件、わが家の優先順位を明確にしてプランニングすることが重要です。もちろん家族構成やライフスタイル、将来のさまざまな変化を見越して検討することを忘れずに。
その上で、「2階リビング」を積極的に考えてみたい、取り入れてみたい場合、より快適に、「2階リビング」の良さを享受するため、また、デメリットをどう解消するか、改善させることができるかを、設備や建材の面から考えてみたいと思います。
「2階リビング」の心地よさをアップする
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| もうひとつのリビングとして、ベランダを上手に使いたい。床面を揃えることができるフロア材 [フルフラットフロアII] トステム |
せっかく「2階リビング」にするのであれば、
窓の取り方に配慮して、明るく、眺望を楽しめるようにしたいもの。窓を天井近くに設けることで、より開放感のあるリビングとなるでしょうし、
トップライトを用いれば明るさもアップします。屋根の傾斜に合わせて窓を並べるのもいいでしょう。
また、
ベランダを設ければ、スペースに広がりが生まれます。室内外の床面に段差をつけないように設置すれば、使い勝手もよく、居心地の良いアウトドア空間が生まれるのではないでしょうか? ベランダに洗濯物を干す場合は、リビングからの眺めを考慮して、あらかじめそのスペースを確保したいものですし、キッチンスペースの近くには、ゴミの一時置き場としてのベランダがあると使い勝手がいいでしょう。
次ページでは、使いづらさや不安を解消する、設備・建材選びをみていきましょう。