前回に続いて、2009年に発売された住宅設備や建材の特徴を整理しながら、これからの傾向を考えてみたいと思います。
採光・通風にこだわり、気持ちの良い空気環境を
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| できるだけ自然の空気を取り入れた暮らしは誰もが望むのでは? |
冷暖房空調設備の機能の充実が進む一方、より自然な快適さを求める傾向もあるようです。
たとえば、限られた敷地でも光や
風を取り込むことが出来るような豊富な窓のバリエーション、形状や素材に工夫を施して通風を確保したフェンスやベランダなども提案されています。広い開口部を実現する大きな窓サッシだけでなく、プライバシーを守りつつ採光・通風を図る小窓、家の中でも光と風を取り込める室内窓などの提案もみられるようになりました。
また、壁装材に機能性を持たせたものも多くみられますが、特に調湿効果のある内装材の種類が増えてきているように感じます。湿気がこもりやすいクロゼットや洗面室などでの検討が考えられるでしょう。
LDKを中心に、アウトドアも取り込むオープンな空間
最近の住宅プランニングをみてみると、オープンなLDKの人気はまだまだ続いているようです。LDKのワンルーム化は、ひとつの空間としてのコーディネートが必要となるため、システムキッチンやリビング収納、建具・建材までをトータルに検討できる商品提案などがみられるようになりました。扉材のテイストを揃えることができたり、
床材や
室内建具とのコーディネートが可能なものなどもみられます。空間をより広くすっきり見せるために、天井までの高さを持つドアや
引戸などもみられるようになりました。
また、LDKにデッキやテラス、バルコニーなどをつなげ、アウトドアを取り込んだ空間づくりも多くみられます。セカンドリビングとしての使い方だけでなく、子供の遊び場として、
ペットの居場所として、
洗濯物干し場としてなどさまざまな利用を想定した商品提案がみられるようになりました。
次ページでは、デザインやリフォームなどのキーワードをみていきます。