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屋根裏部分のひみつ!

自分の家の屋根裏がどうなっているのか気になったことはありませんか?屋根裏は小屋裏とも言って建物の主要構造部なのです。小屋裏の仕組みをちょっとお教えします!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

屋根裏は小屋裏とも言って常日頃は目に触れない部分です。家を建てる時には基礎や土台には関心があっても、屋根の方は意外と工事途中でも上に上がることは少なく、見る機会も少ないと思います。しかしながら、この部分は建物の強度を左右する貴重な部分でもあります。
一般に2階の天井の上には梁が軒桁と直交しています。梁の上には小屋束が立っており、母屋(もや)や棟木(むなぎ)を支えて屋根荷重を柱に伝える役割を果たしています。梁や軒桁などが直交する水平応力に対し、隅角部に水平に入れる部材を火打ち梁と言います。土台部分に入れる部材は火打ち土台と言ってこれらは水平部を補強する働きをします。
小屋裏ではこの梁と桁と小屋束、火打ち梁がしっかり固定されているかがとても重要です。これらの部材は風、雪、荷重、地震等外力から家を守ってくれるのです。


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