「ご出身は?」「お国は?」。初対面同士を一気に打ち解けさせる一言ですね。出身地(県)を知ることで、相手の性格や個性を探そうとしています。県民性は単なる統計で根拠のあるものではありません。しかし、その地に残る固有の風土・文化などが影響して、生まれ育った地域の独特の気質や共通した行動パターンを持っていることは否定できないのではないでしょうか。
↓県民性で探す田舎暮らしシリーズ バックナンバー↓30分遅れは当たり前!? 沖縄の田舎暮らし3日住めば皆道産子!北海道の田舎暮らし個性が競う合衆国!長野の田舎暮らし無骨なれどパッションあり!佐賀の田舎暮しのんびりをそのまんま実践!宮崎の田舎暮し今回は日本の歴史や文化の中心的存在といえる、京都をご紹介。「京都人」の体内に組込まれたDNAを探ります。県民性からみた、あなたにピッタリの田舎暮らしを見つけてみよう。
新旧文化のバランス感覚が京都の県民性

京都は、淀川とその支流の流れる平野に発達した1200年の歴史を有する平安の古都。つまり、アメリカの建国より1000年も前から京都は存在しているわけです。
「文化財や景観が損なわれるなら、ビルやマンションなどの建設は行うべきでない」という意見は、府民全体の75%もあります。また最近のニュースでは、看板などの屋上広告物や屋外の点滅照明広告物を、市内全域で全面禁止する景観施策案も発表されました。
しかしその反面、多くの県では減少傾向にある「暮らしの中に新しいことを積極的に取り入れたい」という、進取の気概が旺盛なのも京都の真骨頂です。古いものを無闇に壊さず新しいものを吸収する、正しく温故知新の街といえますね。
よくいわれる県民性として、男性の場合は「プライドが高い、クール、贅沢だが金に細かい、保守的なところもあるが新しいもの好きでもある」など。女性は「大人しそうに見えても意外と大胆、流行には比較的敏感」などがあります。倹約質素だが単なるケチではなく、理性の裏付けがある。概して、保守性と進取性のバランスがとれているようです。
人間関係については、隣近所との付き合いは頻繁で信頼できる人も多い一方、地元の人以外には閉鎖的な土地柄でもあるともいわれています。しかしこれは、地縁的なしきたりをきっちりと守りお互いの個人生活に深入りしないという、成熟した大人の付き合いを尊重し合っていることの表れでしょう。また、後継者を決めてしまうと、即隠居し老後を楽しむという、人生の切り替えが出来るのも京都府の県民性といえます。
はんなり(明るくて華やかな)とした京都での、ほっこり(ホッとする)とした田舎暮らし。
京都の県民性は、あなたの田舎暮らしの候補地にピッタリですか?
◆京都のプロフィール

京都府内には東・西本願寺、清水寺に代表される寺院の数が600あまり、神社が約260に及び、実に日本の国宝の約20%、国重文の約15%を誇っています。こうした寺社仏閣から、祇園や先斗町、西陣織や友禅、京野菜や京和菓子、葵祭や祇園祭、そして舞子さんなど、日本の伝統的な文化と情緒が今も息づいています。
一方、京都には独自の立場・思想を貫くという気風と、時代を先取りする力を持ち続けている街でもあります。その風土が任天堂、京セラ、ワコール、オムロンなどの、独創的な技術を持つ日本を代表する企業を生み出した下地ともなっています。
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