自然環境を舞台に交流や体験を楽しむ余暇活動が人気ですね。都市に暮らす人々には自然への回帰志向があり、山村漁村側には地域おこしニーズがある。双方のかけ橋になるのが、グリーンツーリズムといえます。
テーマパークや物産館といった大規模な開発は行わない、地元の人の取り組みという点が特徴です。あるがままの豊かな自然や文化の体験や住民との交流を通じて、海や山やそこに暮らす人々の魅力を再発見し、本来の人間らしい生活「田舎暮らし」に触れる、そんな旅です。
我が田舎に訪れた人たちが里山を散策したり、マリンスポーツにチャレンジしたり、祭りやイベントに飛び入りしたり、地元住民と飲み交わしたり、そして田舎暮らしの切っ掛けを見つけたり。
これはいいぞ、グリーンツーリズム! 恐れを知らぬ団塊夫婦は、まず推進組織の立ち上げに挑戦したのですが……。
↓ツーリズム設立! 奮戦記 バックナンバー↓・ツーリズム設立!奮戦記/迷走編シンボルマークを創ってみた
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| ガイド作成のシンボルマーク。最初はスナメリのみでしたが、海の広がりが欲しいとの意見があり、ブルーのラインを追加。波間にヒョッコリと愛らしいマークになりました。 |
推進組織立ち上げのための最初の試練、メンバー集めです。そのためにも、まずは組織の名前が必要になってきます。
「グリーンツーリズム協議会」が一般的ですが、ちょっとお堅いイメージ。「グリーンツーリズム・ワークショップ」はどうか? 元気なお年寄りにも参加して欲しいから、カタカナにはちょっと抵抗があるかも。
悩んだ末、「川棚町ブルー&グリーン・ツーリズム研究会」に決定。略して「川棚B&Gツーリズム研究会」。我が田舎の海(ブルー)も山(グリーン)もアピールしたいし、ワイワイ普段着感覚で集まりたいので研究会、というわけです。
さて、ネーミングは決まった。次はシンボルマークの作成です。研究会の雰囲気や意向を象徴するようなデザインがポイント。それに他の推進組織との違いも表現でき、信頼性の向上に発展する可能性を秘めています。
使用するキャラクターは絶滅が危惧されている「大村湾のスナメリ」と決めていました。スナメリは、クジラ目ネズミイルカ科に属する世界で最も小さなクジラ・イルカの仲間です。これからもスナメリが安心して暮らせる豊かな海であって欲しいという、思いを込めて。
地元で「七人の侍」を探してみた
ツーリズムの規約によると、必要なメンバーは
・会長1名
・副会長1名
・会計1名
・監事2名
とあります。関係窓口に問い合わせると「構成メンバーは最低でも5人程度、まぁ、7人程度集まればスタートできるでしょう」とのこと(地域によって異なるでしょうが)。
早速、心当たりを勧誘、説得しに町内を駆け巡りました。目指すは、町おこしに腕まくりをしてくれる「七人の侍」たちです。
言い出しっぺの責任として、ガイドの私が会長に就任。大げさですが、研究会ですから会長! ツーリズムの体験プログラムとしては、All About[田舎暮らしガイド]での経験を活かして、移住希望者向けのミニ・ゼミナールを開催することに。女房はハーブコーディネーターのライセンスを持っているので、ガーデニングと料理のプログラムを担当予定。
これでまず、2人決定。
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| 手作りクラフトの達人も発見 |
次のメンバーは、日頃から「この町を元気にしたいね」と声をかけ合っていたK夫妻。ミニギャラリーを併設した薬局を経営しています。ご主人は仕事柄薬膳料理に興味があり、奥さんはステンドグラスや手作りのクラフトを趣味にしています。
「遂に動き出しましたね」と快諾。これで、計4人。
そして、同じ郷内で暮らすT姉妹。漁師のご主人が釣り上げた活魚をさばく漁師風料理と、昔遊びに詳しいお姉さんと、パッチワークや蔓草工芸を町内の産直店に出品している妹さん。
「皆の前でお喋りするのは苦手で……」と、最初は遠慮がちでしたが、女房の熱弁で説得。計6人。
行動力のある若手も必要不可欠です。20代のT君に白羽の矢を立てました。元イベント企画会社に勤務していた彼は、町内の若者とのネットワークもあり、体験イベントの仕込みや、運営・管理に腕を振るってくれそうです。
「及ばずながら」と、仲間に加わってくれました。やったぞ、7人!
次は、
自治体に提出する書類作り。>>