ブルーレイ・DVDレコーダー関連情報

更新日:2009年05月14日

実用に近づいたホログラフィック記録技術

最近、GEがブルーレイディスクの20倍の容量を持つというマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクの実験に成功しました。今回はこのディスクの意味と将来について考えてみます。

ホログラフィックディスクって何?

GEはジェネラル・エレクトロニクスの略であり、世界最大の複合企業です。そのGEの中央研究所であるGEグローバル・リサーチが、最近、実にブルーレイディスク(1層)の約20倍の容量である500GBの容量を持つマイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクの実証実験に成功したことを発表しました。
青色レーザーを使うGEのマイクロホログラフィック技術

青色レーザーを使うGEのマイクロホログラフィック技術


現時点の光学ディスクではデータの読み書きにレーザー光線を使っています。そのため、このレーザー光線が作るビームスポットの大きさが記録密度となります。周波数が低い赤よりも周波数が高い赤のほうがビームスポットが小さくなり、結果として記録密度が高くなり、1枚のディスクに大容量が記録できるわけです。

ちなみにDVDは赤レーザーをブルーレイは青レーザーを使っています。ブルーレイがDVDより大容量な理由はこんなところにあるわけです。

さて、DVDやブルーレイが面にデータを記録するのに対して、ホログラフィック記録では深度を持って3次元パターンとして記録します。そのため3D記録などと呼ばれることもあります。ホログラフィック記録では単純な面ではなく、深さを持ってデータを記録することで、大容量が記録できるのです。

ただし、このホログラフィック記録は従来、複数のレーザーを使い、かなり機材が大型のものとなってしまい、実用は遠いのではないか?と言われていました。

それが、今回のGEの実験機材は「マイクロ」ホログラフィックと呼ばれるように、かなり小型化した機材になっているようです。レーザーは基本的に現在のブルーレイと同じ青色レーザーを使用し、CD、DVD、BDの3世代の光学ディスクの再生も可能になるそうです。将来はドライブサイズも現在の光学ドライブと変わらない程度のなるかも知れません。

ホログラフィックディスクの将来は?

今回の発表は技術実験の成功というだけなので、現実のマイクロホログラフィックディスク製品が出てくるまでには数年~10数年という長い時間が必要となると思いますが、次世代光学技術と言えるホログラフィック記録が実用に1歩近づいたという意味は大きいと思います。

■関連リンク
プレスリリース




  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

一条 真人

2冊のパソコン雑誌の編集長を務め、その後フリーに。小説家としても活動した後、各種雑誌でコンピュータ、…

続きを読む

ガイドからのお知らせ

  • All About ブルーレイ・DVDレコーダー、オープンしました!09/04/01

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

人気ブルーレイ・DVDレコーダーランキング

Powered by 価格.com

デジタル関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【デジタルメルマガ】オトナのオトコなら知っておきたい、PCやデジモノに関する情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?